おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006872

感想・レビュー・書評

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  • あかちゃん絵本をプレゼントする機会があってよんだ。
    贈りたいあかちゃん絵本がたくさんあるなか、そろそろ月がきれいな季節だから、これ。

    よるに なったよ
    ほら おそらが くらい くらい
    おや
    やねのうえが あかるくなった

    見開きの左が文、右が絵。
    絵もページめいっばいではなく、少しだけページの上下左右に余白があるのが、やさしい。
    その余白の四隅が四角ではなく丸みを帯びているのも、やさしい。
    ねこ、いえ、おつきさま、の縁の青も、やさしい。
    などなど、やさしさにあふれている。
    おつきさまの表情も、おもしろい。
    きりっとしていたり、露骨にいやそうな顔をしていたり。
    この表情が、当たり前かもしれないけれど、性別を感じなくていいな。
    猫と親子が寄り添う最後もいいな。
    この絵本で、月と「こんばんは」を覚えたりするのかな。

  • 1歳5ヶ月の娘が何度ももってきてはページをめくりながらえーんと泣きまねしたりにっこりしたり。
    裏表紙のお月さまをみてべーっとするのも好きみたい♡

  • 夜になり、屋根の上にゆっくり姿をあらわすお月様。とても大きなお月様の絵が、表情豊かにこちらを向いていて、読んでいてほっこりする絵本です。裏表紙の、「あっかんべー」をしているお月様のユーモラスな表情も素敵です。
    1歳なりたての息子に読んであげた当初は、そこそこ…という感じの反応でしたが、保育園に通い始め、帰り道にお月様を見る機会ができてから改めてこの絵本に食いつくようになりました。屋根の上に猫がいるね、とシルエットで描かれる手前の家の様子の変化にも注目しながら読んでいたら、最終ページで登場する手をつないだ親子のシルエットを指さし「おかあさんと(息子)くん!」と言ったりするようになって、ちょっと感動。他にも、月に雲がかかる場面では、以前児童館で読み聞かせをしていた方の真似をして、「お月様のために雲さんどいてってしよう!」と声をかけ、一緒に息を吹きかけて先に進んでいます。
    この本の影響で、月のことをずっと「こんばんは」と呼んでいた(傍から見ると、月に「こんばんは!」と言っているようで微笑ましかったですが、息子的には名詞扱いでした笑)息子ですが、2歳を過ぎて、最近やっと「おつきさま」と言えるようになりました。意外と影響が根深かった(?)一冊。

  • シンプルだけど、名作。
    あたたかみのある絵が本当に素敵。

  • 感情を入れて読める感じ。親が好きだと子供にも伝わるような気がする。お月様が雲に隠れてしまった時、そして出てきてくれた時、童心にかえって一緒に感受性を働かせられます。

  • 長男1歳台の時から大好きな一冊。
    この本のおかげで夜空を見上げては「おつきさま!」と言うようになったような気がする(*^^*)

  • とても楽しそうに読んでいました。
    この本をきっかけに外の月の様子をよく観察するようになりました。

  • 裏側のおつきさまが舌をだしているところがいいですよね。しんみりとしたお話のあとに子どもたちがニッコリしてくれるところです。

  • おつきさまが見たくてページをめくろうとします。
    おつきさまの顔をみると、自然と笑顔が出てくるようです。9ヶ月

  • 図書館で借りたんだけど、気に入ってたので、改めて購入。

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著者プロフィール

林明子

「2013年 『文庫版 魔女の宅急便 全6冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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