みるなのくら (日本傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008319

感想・レビュー・書評

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  • 12の蔵のうち最後の12番目だけ「見るな」と言われた若者のお話。「見るな」と言われたら見ないわけにはいかないでしょう。

  •  読んであげるなら4歳~。約5分30秒。

     日本の昔話。若者が美しいウグイスの声に魅せられて迷いこんだ森の奥の屋敷には美しいあねさまがいた。あねさまがでかけるとき、一から十一の蔵まではのぞいても構わないが十二の蔵だけは決して見てはなりませんと若者に念を押していったが……。

     それぞれの蔵の季節感に、子どもたちも、ああ、お正月だとか、節分だとか、自分の暮らしを重ねて見ています。

  • 大好きな赤羽末吉さんの絵。

  • オーソドックスな昔話。最後の「いきがポーンとさけた」という結びの言葉は初めて聞いた。「一期栄えた」≒「めでたしめでたし」という事らしい。あの終わり方で、「めでたしめでたし」なのかはちょっとよくわからないけど。

  • 2014年度  4年生
    2006年度  2年生  

  • 12の月がきれい。終わりはさびしいけれど好きな昔話絵本。

  • 読み聞かせ 5分30秒

    1年生に読んだ時にあねさまがウグイスだったというオチがわからなかった子がいました。
    耳で聞いたほうがわかりやすいのかもしれません。
    2年生は次の蔵に何があるのか予想を立てて、次は何か当てようとしていました。

  • H22年9月 6-1

  • 「見てはいけない」と言われるからこそ、みたくなりますよね。

  • 「みるな」と、いわれた1くらの戸。ついにあけてしまった若者は……。日本の四季が息をのむ美しさで描かれた昔話絵本。

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著者プロフィール

1930年中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授。主な著書に『日本の昔話全5巻』(福音館書店)、『子どもとよむ日本の昔ばなし全30巻』(くもん出版)がある。


「2016年 『うらしまたろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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