ピーターラビットの自然観察

著者 :
制作 : フレデリックウォーン社 
  • 福音館書店
4.07
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本棚登録 : 44
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834012071

感想・レビュー・書評

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  •  原著はフレデリックウォーン社から出された、"BEATRIX POTTER'S COUNTRYSIDE BOOK"1989年。

     ピーターラビットシリーズや、絵本にならなかったまでもたくさん残されたポターの観察スケッチを図版に、子ども向けに自然観察のやり方などを詳しく説明した本。スケッチの仕方や、きのこの胞子の観察の仕方、昆虫の集め方など、基本的な自然観察の方法が出ているので、興味を持った子どもが実際にやってみるのに良いと思います。
     ポターが残した作品を寄せ集めて作った本……と穿った見方もできると思うのですが(^^;)、観察などの手法は基本をきちんと押さえていて科学的にも正しいと思うので、野外観察やスケッチなど、この本を切っ掛けに子どもたちが科学的にものを見たり考えたりすることができればいいなと思います。

  • 小学校の時に買いましたが、今でもとても参考になってます。

  • 購入日:2010/08/17
    読了日:2010/08/20
    ブックオフで見つけて何となく。
    最初、ポターが書いたものかと思ったんだけれど、そうではなかったみたい。
    横書きなので最初読むのにちょっと手間取った。
    ポターの絵は、ピーター・ラビットの絵本の絵しか見たことなかったけど、スケッチも写真かと思えるほど上手い。
    イギリスの田舎で見掛けられる動植物たちだけれど、「池には~がいます。」とか書かれると、本当にそんな気になってきて、この本に書かれている実験や観察をやってみたくなってくる。

  • 【B】

  • わたしが幼少時代、こういう日々を送っていたらもう少し科学に興味を持って生活していたのかもしれない。

  • 本当は妹の所有物でしたが絵の勉強などで勝手に自分のものにしています(…)

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著者プロフィール

北野佐久子(きたの・さくこ)
東京都出身。立教大学英米文学科卒。
在学中から児童文学とハーブに関心を持ち、日本人初の英国ハーブソサエティーの会員となり、研究のため渡英。
結婚後は、4年間をウィンブルドンで過ごす。児童文学、ハーブ、お菓子などを中心にイギリス文化を紹介している。
英国ハーブソサエティー終身会員、ビアトリクス・ポター・ソサエティー会員。
主な著書に『イギリスのお菓子とごちそう アガサクリスティーの食卓』(二見書房)、『物語のティータイム お菓子と暮らしとイギリス児童文学』(岩波書店)、
『ビアトリクス・ポターを訪ねるイギリス湖水地方の旅』(大修館書店)、『ハーブ祝祭暦』(教文館)、『イギリスのお菓子 楽しいティータイムめぐり』
『美しいイギリスの田舎 を歩く!』(ともに集英社be文庫)、編書に『基本 ハーブの事典』(東京堂出版)など。

「2019年 『イギリスのお菓子と暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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