ぼくからみると―どきどきしぜん (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)
- 福音館書店 (1995年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834012842
作品紹介・あらすじ
4才から。
感想・レビュー・書評
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表紙の違う復刻版があるみたい。気になって借りたら元の方だったよう。
ひょうたん池の様々な生き物のそれぞれの角度から描かれていて、小さな命を感じるアングルが素敵!
空に足元に池の中に小さくても壮大な物語があるんだ。
かやねずみのお父さんが・・・ちょっとキュン。 -
なつやすみのあるひ。ひるすぎのひょうたんいけの様子を、いろいろな角度で切り取って描いた絵本です。じてんしゃにのっているしょうちゃん、つりをしているよしくん、池の中のさかなや、とんびから見える景色まで、いつもは気がつかないような事や物が、見えるかもしれませんよ。最後に出てくる「だれかさん」って、一体誰のことでしょうね?迫力のある絵からは、虫の羽音や、草のにおいが伝わってきそうです。
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福音館から出ている科学絵本『かがくのとも』の傑作集のひとつ。ストーリーはなにもない。ただ夏休みの、昼過ぎの、ひょうたん池が、よしくんや魚やとんびから見た視界で描かれている。断ち切りいっぱいまで埋った印象派風のタッチの濃密さが、そのまま緑と日差しと水の濃密さになっている世界。自転車に乗ったしょうちゃんから見る世界の疾走感。かいつぶりの視界を掠める黒い影。とんびの急降下する視界。それらは別な生き物の視点というだけでなくて、本は一冊のうちに視界の変転とクローズアップを繰り返し、時間のクローズアップになって、元の昼下がりのひょうたん池の時間に戻る。つまり人にはこれだけの別の視界に対する想像力があるということ。
まあ、そんなこと抜きにしても、見てるだけで嬉しい、完璧な夏休み。 -
「ここは森の中の池のほとり。鳥や虫や魚など、たくさんの生き物が隠れています。それぞれの生き物から、この世界を見てみると……。生物それぞれの多様な“立場”について考えさせます。(かがくのとも173号)
読んであげるなら 5・6才から
自分で読むなら ―」(福音館書店) -
非公開メモ参照
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視点を変えると物の見方が変わるという
科学絵本と言えなくもないが、ちょっと無理があるなぁ。
朝の読みきかせの時間に余裕がある時の導入によいが、若干絵が見づらい。