本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834081626
感想・レビュー・書評
-
2017年5月某日。吉祥寺図書館で。
16世紀スペインが舞台の児童文学。
タイトルに惹かれて手にとってみた。
そういえばスペインってあまりよく知らない。だいぶ昔に「風の影」を読んだっけなあ…(タイトル思い出せずにワードでググって見つけて思い出した^^; 検索さまさまです。
風の影はスペイン内戦が関係していて、今回のこちらは、イスラム教とキリスト教の人々が仲良く暮らしていた頃から次第にキリスト教優位になりつつある時代背景。
世界史をきちんと勉強していなかったので、スペインのことをわたしはほとんど知らないんだなと、今回もつくづく思いました。
八百万の神々のもと、海に囲まれた豊かな島国でのんびりのほほん育ったわたしにとって、宗教というのがどれほどその人のありよう、思考などに影響を与えるのか正直計り知れないものがあります。
でも、幼い頃から親しんだ言葉や習慣を否定されるって辛い。そういうことがかつてあった。いやいや、わたしの目に見える範囲じゃないだけで、現に今も宗教や主義やそういうことで人は争いを続けている…
幼い子たちが否応なく巻き込まれていると思うと、本当に切ないなあ…
本の感想とちょっと離れたけど、とにかく宗教の違いで生き方どころか住む場所まで終われるなんてことにならないように…ただただそう願うばかりです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
馴染み薄いだけに、興味深い。
読書に慣れてるコ向けかな?