- Amazon.co.jp ・本 (16ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834085297
作品紹介・あらすじ
子犬と雪の降り積もった森を歩いていたおじいさん。途中でてぶくろを片方落とし、気づかぬまま行ってしまいます。そこへ、森の動物たちがやってきて、てぶくろを住まいにします。ねずみ、かえる、うさぎ、きつね、おおかみが入ると、てぶくろはぎゅうぎゅうに。更にいのしし、くまが入り、てぶくろは今にもはじけそう。そこへ子犬が戻ってきて吠え立てると、動物たちは逃げていき、おじいさんはてぶくろを拾います。
感想・レビュー・書評
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食いつき度★★★★
三歳の娘に。
そういえばこんな絵本があったなぁ、とノスタルジックに。
次々とやってくる動物たち。それぞれ個性的なので、セリフの言い方に違いを出して読んであげると楽しそうです。
ある時、猟師が手袋を落としました。
そこに一匹のねずみがやってきて、手袋に住むことにします。その後も色々な動物が手袋のところにやってきては、手袋に入っていきます。
ウクライナの民話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもの頃好きだった記憶がある「てぶくろ」。ウクライナ民話ということで再読。終わり方が全く記憶に残っていなかった。
調べてみたら英語版のThe Mittenというのはプロットが少し異なり、最後クマの鼻の周りをネズミが動くことで、クマがくしゃみをして手袋からみんな弾き飛ばされてしまう。
プロットにはいろいろなバリエーションがあるものの、最終的にみんな収まらなくなる、という流れが一般的で、「コモンズの悲劇」を表しているという!
https://en.m.wikipedia.org/wiki/The_Mitten_(folk_tale)
日本語版ではそういう風に読めなかったから驚いた。
でも動物たちの服装や、てぶくろを住み良いお家に作り直す工夫など、絵が凝っていて楽しい。冬に読むと心温まる作品でした。 -
子供の頃に
一番気に入っていた絵本
次はどうなるのか
どきどきしながら
祖母に読んでもらっていた
いまは結果がわかっているから
もういいよって
大人になってしまったなあ -
「雪の中。おじいさんが落とした片方の手袋に、森の動物たちがつぎつぎと住み着いて・・。小さなねずみから大きなくままで、計7匹もの動物が手袋の中に入ってしまうというありえない展開、「おしゃれぎつね」「きばもちいのしし」など個性豊かなキャラクター設定も◎」
(『豊かな心をはぐくむこども絵本ガイド』 主婦の友社より) -
1歳10ヶ月
よく読んで〜って持ってきてくれる -
でてくる動物のイメージが日本と違うからかな、動物間で事件が起きないのは。
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1歳8ヶ月 図書館
一歳半ごろに買ってもらった自分の手ぶくろが大のお気に入りな娘。大ヒットでした
自宅でこの絵本を開いてはレゴのフィギュアを手袋に詰め込んで遊んでいた。 -
ツッコミ処がたくさんあって楽しい!
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2y9m
真剣に見入る
はらはらしながら読んでた
親は奇しくもウクライナかぁという気持ちになった