読むだけで元気になれる哲学の教室: その悩みに哲学者がアンサー! (王様文庫 A 74-4)

著者 : 富増章成

• 三笠書房 (2020年9月29日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたの「悩み」に哲学者がアンサー！

古代ギリシア哲学から東洋思想まで……
いちばんわかりやすい「哲学の活かし方」！

この本は、誰しも直面する「悩み」を
「哲学」を使ってスッキリ解決しましょう、
おまけに教養まで身につけてしまいましょう
という、ちょっと欲張りな本です。
「なるほど、そう考えればよかったのか！」　
そんな気づきが満載の１冊です。

◇「神は死んだ」って、どういう意味？
◇めざすべきは「遊んでるつもりが、お金が入ってきた！」
◇「対話」しながら真実をキャッチ！
◇地獄とは「他人」のことである!?
◇「本当のこと」を知るには、まず疑え！
◇「善人がなぜ苦しむのか？」へのアンサーとは
◇「弁証法」――対立・矛盾を飲み込んで進め！
◇ 人間関係は「まなざしとまなざしの対決」だ！

「教養」が身について面白いくらい前向きに生きられる！

感想・レビュー・書評

[machi0222さんの感想 · 2022年3月29日]

p148アドラー
過去の経験なんかで人は決まらない。
劣等感を我がものにしろ。
・犯罪に手を染めるのは劣等感がかかわる一種の病気
p154アラン
気分というのは基本的に悪いもの
自分とケンカするのはやめよう。まず自分が幸福になろう。
微笑すること、親切な言葉、感謝のことは、冷淡な馬鹿者にも親切にする、…ことで、上機嫌の波を自分の周囲に広げ
p282 親鸞
自分は「悪人」で無力。すべてをありのままにまかせ切ろう

著者プロフィール

1960年生まれ．難解な歴史や哲学をわかりやすく伝えるために予備校の講義や著述に励んでいる．

「2004年 『トマスの日本史－1000ダケヨ』 で使われていた紹介文から引用しています。」