- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838713011
作品紹介・あらすじ
天才芸術家であり最先端の思想家であった岡本太郎。彼を支え、ともに過ごした50年間。そこで培われた愛、その本質。いま求められている究極の恋愛論。
感想・レビュー・書評
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表紙の色彩も相まって、パリの香りがする本。
パリ行ったことないけど。
「こうあるべき」とか「自分らしさ」とか考えずに、
自分がやりたいことを好きなようにやるのがいい。
自分が好きな人にも、やりたいようにやらせておくのがいい。
鳥のように自由で、底抜けに爛漫な人。
経歴を調べるなかで見つけた動画でも、この本そのままの人柄。
そりゃあ、こんなひとになら、いつも隣にいてほしいでしょうね。
そして、生命力あふれる語り口調を
ぐっと引き立てているのが文字並び。
普段そんなところには頓着しないのだけど、
この本では明らかに構成(というの?)が功を奏している。
構成の小泉すみれ、検索してもテレビドラマ関係の紹介しか
出てこないのだけど……何者。
恋愛に限らず、勇気が欲しいときに読むとスーッと楽になれそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今自分の手の中にあるもの。それは「今」しかない。
岡本太郎氏と人生を駆け抜けた人は、この本の中でも一生懸命生きている。今でも。
未来よりも過去よりも、今現在の自分の心が求めるものを大切にすること。
先のことばかり心配して、今が空っぽになっている人たちは結局「今どうしていいのかわからない」という言葉を言う。
過ぎ去ったことや、ずっと先のことばかり見て、しかもまだ見えないものなのに。
だからちゃんと見ることができる「今」を見よう。「今」を大切に生きよう。
敏子さんにとっても、もちろん岡本太郎さんにとっても、そんなの「当たり前」のこと。
そんな「当たり前」が見えなくなってしまっている人は、何度もこの本を読み返すだろう。
かつての私のように。
やっと、「今」が見えるようになってきた。
ありがとう。 -
一生恋愛!!
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敬愛する岡本太郎をいかに愛したかが切々と描かれている。これを読むたびにわが身の不甲斐無さに身を縮める。
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岡本敏子さんの言葉は、ものすごく元気をもらえます。自分は自分でできることをやればいいんだと思うことのできる1冊。
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ちょちょっとまって!な程勢いづきたいときに。
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尊敬します!
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岡本敏子さんの本は綺麗です。心が荒んでいる人は、ぜひ読んでください。結構目からうろこ的なことが書いてあったりなかったりです。