ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~

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  • Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838717934

作品紹介・あらすじ

行き止まりにぶつかったら引き返せ。運命の谷を見つけたら這い上がれ。

感想・レビュー・書評

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  • よくわからない本でした。

    明確に言えば、最後の章で日本人(神田さん)が解説をしているのですが、
    それを読まないと、結局何が言いたいの?、ってかんじでした。

    解説でも、ほとんどの人が勘違いすると書いてあるのだが、この本が言っていることは2つ、

    1.「運命の谷底」からはいあがること
    ※運命の谷とはつらく不振の時期など
    2.「行き止まり」に迷い込んだら、引き返すこと

    ということ。

    この2つが文章上に繰り返し出てくるのだが、相反する2つのないようだから、結局どっちなんだってなる。

  • タイトルは「とっととやめなさい」だが、中身は要するに、「やめるべきときはやめなさい。続けるべきときは続けなさい」ということを言っている。
    挑戦しがいのあるものには、運命の谷がつきものなので、そこに入ったら、むしろチャンスと捉えて這い上がるべき。
    一方、行き止まりにぶつかったら、できるだけ早く引き返す、むしろ行き止まりにぶつかる前に事前に引き返すべきという。

    そうなると、運命の谷と行き止まりの見極め方法を知りたくなるが、それについての説明は不十分。
    と思ったら、巻末で本書の解説者が見極め方について氏独自の理論を披露している。詳しくは拙著でって、ちゃっかりしてます。

  • 自己啓発書を読んで初めて怒りが沸き起こった。

    まずいい加減すぎる。無責任すぎる。
    医者をしている友人がいるが、彼が作家になると言い出したら私はまず間違いなく止める。
    考え直すように言う。それでもどうしても作家になりたいというのであればその時点でのビジョンを彼に問う。
    少なくともこの著者のように手放しで賞賛したりしないであろう。一部の人の成功のみを例に挙げてそれを普遍の定理のように述べたりしない。
    またひとつのことをわき目も振らずやれと書いてあるが、これも不満。人は多くの経験によりその人間性というものが出来上がる。ひとつのことのみをしている人を数人知っているがそのような人物に魅力は感じない。

    次に本書で何が言いたいのかわからない。
    「運命の谷であれば粘り強く続ける。行き止まりと感じたらやめる」
    というのが本書の趣旨なのであろうが、では運命の谷とはなにか?いきどまりとはなにか?
    それらに対する明確な定義はか書かれていない。
    そもそもその見分け方も書かれていない。
    お茶くみなどつまらない下積みで最終的に上役になった女性社員の話があるかと思えば、ひとつの会社でこつこつと頑張って重役となった社員のことを小馬鹿にする。何が言いたいんですかこの人は。

    唯一教訓となったのは何かを始めるときに引き際をあらかじめきめておくということ。
    これは麻雀をしていたらオリるタイミングみさだめに役立つかもね。

    アメリカのこれ系の本はどうも苦手だ・・・

  • 非常に参考になる内容でした。


    セス・ゴーディンは、マーケティングで有名な人の様で、著書も多数あるようで、今回初めて読んだのですが他の作品も読みたいと思いました。
    本書の内容として共感を受けたのは、世界で最高(ナンバーワン)になることが重要と言う言葉ですね。
    2番、3番では意味が無い。
    その理由も簡単に解りやすく記載されており、改めて1番の大事さが良く理解出来ました。
    また自分でも意識の中にはあったことですが、これだと思ったことをとことん追い求めることが重要で、その中にやめることも必要になる、と言っています。
    理由として、全ては選択出来ないし、実際自分に合わないことを努力しても意味が無いからである。
    著者の言っている事は当然の事だが、あれもこれもと自分で出来ないのにいろんな事に手を出し挫折している自分に気がつきました。
    ナンバーワンには大きな価値がある。
    ナンバーワンは自然に選ばれる。
    言い言葉ですねぇ。


    途中で引き返さなければ必ず成功する!
    それなら、やる気の劣った企業でも成功するし、才能にハンデがあっても勝てると言うことになる。
    それはあり得ない事であり、現実には引く機会、やめる機会を増やさなければならない。
    波に乗った企業は、いつ、どうやってやめるか、引くか? の戦略を常に立てている
    それが成功の秘訣である。
    たしかに、個人的には残念だが、ホンダがF1をあれだけ素早く撤退したのも、やめる機会を重視して、常に自社の経営状態を把握しているからこそ、出来たことなのだと思う。
    受け身で仕方なく引いたり、すぐ諦めたりするのは破滅のもと、とも言っている。
    しかし逆の負もあることを著者は言っている。
    大抵の人は引き返すのが怖いので、現状維持で満足する。
    運命の谷を乗り越えられるかが成功出来るかのポイントになる。
    賢く止める戦略も必要である。
    この運命の谷と言う言葉がこの本で一番重要な言葉であり、思いであろう。
    また事柄に対して事前にどういう状態なら止めるか決めておく。
    例で言うと、マラソンでも自分の体調がどういうふうになったら棄権するか事前に決めておく、と著者は言っている。
    そうしないと、その時の気分によって無駄な努力をしたり、無理をして身体を壊したりすることがあるからである。
    なので仕事でも同様のことが言えると思う。
    見込み客もどうなったら、追うのをやめるか自分で決めておく。
    いままで意識したことはなかったが、私にとっては非常に重要な教えである。

  • やめる気持ちでいるなら、上司に自分の気持ちを伝え当たってくだけるぐらいの勢いが大切。すごく勇気をもらった。

    引き際が大事。

    一番でなければ意味がない!!

  • バイラルマーケティングのセス・ゴーディンの本。

    タイトル通りの内容だけど、成功のためには実は越えるべき谷があることもも書いている。撤退すべきか、あきらめずに挑戦しつづけるか、そういうことで迷った時によい指針を与えてくれる本。セスの本は明快なので、私は評価する。

  • とても薄い本。
    ・行き止まりにぶつかったら引き返せ!
    運命の谷を見つけたら這い上がれ!
    この2行に凝縮される内容。この”止める”行動が成功にとって非常に大切な事である、という観点が目新しい。
    ほんまにそうやなぁ~。うんうん。

  • いわゆる、ビジネス自己啓発書のたぐいです。「ダメなら、さっさとやめなさい!」いいタイトルっすよね?
    えっ?なに?イヤならさっさとやめていいの? ちっちっち(-v^)b~~
    「イヤなら」と(私と同じように)意味のすり替えをしたあなた、ブッブーです。
    「ダメなら」、です。当然この類の本ですから、ある意味よく言われてる当たり前のことが書かれています。何冊読んでも同じっちゃ~同じ。でも、その「当たり前」が一番むずかしい。

    『苦痛を感じたらやめる。これは人間にとってごく自然な反応だ。だが、そこで持ちこたえられるかどうかどうかが、勝者になれるかどうかの分かれ道になる。要するに、覚悟がいるのだ。運命の谷で引き返すのは、賢い選択とはいえない。(P50から引用)』

    この「運命の谷」を見極めて、覚悟するのが難しい。
    迷ったあげくの判断や行動が、「逃避」なのか、「言い訳」なのか、「ごまかし」なのか、「正しい選択」なのか、自分に問うときのヒントになるのでは?
    勝者と敗者という言葉に嫌悪を感じる人もいるかもしれないが、そんな単純な二元論ではすまないヒントも多かったですよ。
    薄い1冊ですから、「どーせまたあの類でしょ?」って感じる人も目を通して損はないかも。
    私はそうでした。

  • 諦めたらそこで試合終了です。
    大好きな安西先生の言葉ですが、それとは少し違った内容の本。

    努力していても「違う」と思ったらすぐ辞めて、次のことをはじめる。自分が「これだ!」と思ったら粘り強くがんばる。ここで安西先生の言葉を思い出すべき。

    自分がどの分野なら「世界最高」になれるのか?と問うている本。

  • NO1になれないなら、早く見切って新しいことに
    取組んだほうがいい、ということを言いたいようで
    す。NO1にならなくてもいいという人たちがいた
    り世の中色々ですが、私はどうせやるならNO1を
    目指すべきと思うので同感。しかしでは具体的にな
    にをどうすればいいということにまで言及されてい
    ないので、結局のところどうすりゃいいの、って感
    じ。

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