ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~
- マガジンハウス (2007年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838717934
作品紹介・あらすじ
行き止まりにぶつかったら引き返せ。運命の谷を見つけたら這い上がれ。
感想・レビュー・書評
-
よくわからない本でした。
明確に言えば、最後の章で日本人(神田さん)が解説をしているのですが、
それを読まないと、結局何が言いたいの?、ってかんじでした。
解説でも、ほとんどの人が勘違いすると書いてあるのだが、この本が言っていることは2つ、
1.「運命の谷底」からはいあがること
※運命の谷とはつらく不振の時期など
2.「行き止まり」に迷い込んだら、引き返すこと
ということ。
この2つが文章上に繰り返し出てくるのだが、相反する2つのないようだから、結局どっちなんだってなる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルは「とっととやめなさい」だが、中身は要するに、「やめるべきときはやめなさい。続けるべきときは続けなさい」ということを言っている。
挑戦しがいのあるものには、運命の谷がつきものなので、そこに入ったら、むしろチャンスと捉えて這い上がるべき。
一方、行き止まりにぶつかったら、できるだけ早く引き返す、むしろ行き止まりにぶつかる前に事前に引き返すべきという。
そうなると、運命の谷と行き止まりの見極め方法を知りたくなるが、それについての説明は不十分。
と思ったら、巻末で本書の解説者が見極め方について氏独自の理論を披露している。詳しくは拙著でって、ちゃっかりしてます。 -
自己啓発書を読んで初めて怒りが沸き起こった。
まずいい加減すぎる。無責任すぎる。
医者をしている友人がいるが、彼が作家になると言い出したら私はまず間違いなく止める。
考え直すように言う。それでもどうしても作家になりたいというのであればその時点でのビジョンを彼に問う。
少なくともこの著者のように手放しで賞賛したりしないであろう。一部の人の成功のみを例に挙げてそれを普遍の定理のように述べたりしない。
またひとつのことをわき目も振らずやれと書いてあるが、これも不満。人は多くの経験によりその人間性というものが出来上がる。ひとつのことのみをしている人を数人知っているがそのような人物に魅力は感じない。
次に本書で何が言いたいのかわからない。
「運命の谷であれば粘り強く続ける。行き止まりと感じたらやめる」
というのが本書の趣旨なのであろうが、では運命の谷とはなにか?いきどまりとはなにか?
それらに対する明確な定義はか書かれていない。
そもそもその見分け方も書かれていない。
お茶くみなどつまらない下積みで最終的に上役になった女性社員の話があるかと思えば、ひとつの会社でこつこつと頑張って重役となった社員のことを小馬鹿にする。何が言いたいんですかこの人は。
唯一教訓となったのは何かを始めるときに引き際をあらかじめきめておくということ。
これは麻雀をしていたらオリるタイミングみさだめに役立つかもね。
アメリカのこれ系の本はどうも苦手だ・・・ -
やめる気持ちでいるなら、上司に自分の気持ちを伝え当たってくだけるぐらいの勢いが大切。すごく勇気をもらった。
引き際が大事。
一番でなければ意味がない!! -
バイラルマーケティングのセス・ゴーディンの本。
タイトル通りの内容だけど、成功のためには実は越えるべき谷があることもも書いている。撤退すべきか、あきらめずに挑戦しつづけるか、そういうことで迷った時によい指針を与えてくれる本。セスの本は明快なので、私は評価する。 -
とても薄い本。
・行き止まりにぶつかったら引き返せ!
運命の谷を見つけたら這い上がれ!
この2行に凝縮される内容。この”止める”行動が成功にとって非常に大切な事である、という観点が目新しい。
ほんまにそうやなぁ~。うんうん。 -
いわゆる、ビジネス自己啓発書のたぐいです。「ダメなら、さっさとやめなさい!」いいタイトルっすよね?
えっ?なに?イヤならさっさとやめていいの? ちっちっち(-v^)b~~
「イヤなら」と(私と同じように)意味のすり替えをしたあなた、ブッブーです。
「ダメなら」、です。当然この類の本ですから、ある意味よく言われてる当たり前のことが書かれています。何冊読んでも同じっちゃ~同じ。でも、その「当たり前」が一番むずかしい。
『苦痛を感じたらやめる。これは人間にとってごく自然な反応だ。だが、そこで持ちこたえられるかどうかどうかが、勝者になれるかどうかの分かれ道になる。要するに、覚悟がいるのだ。運命の谷で引き返すのは、賢い選択とはいえない。(P50から引用)』
この「運命の谷」を見極めて、覚悟するのが難しい。
迷ったあげくの判断や行動が、「逃避」なのか、「言い訳」なのか、「ごまかし」なのか、「正しい選択」なのか、自分に問うときのヒントになるのでは?
勝者と敗者という言葉に嫌悪を感じる人もいるかもしれないが、そんな単純な二元論ではすまないヒントも多かったですよ。
薄い1冊ですから、「どーせまたあの類でしょ?」って感じる人も目を通して損はないかも。
私はそうでした。 -
諦めたらそこで試合終了です。
大好きな安西先生の言葉ですが、それとは少し違った内容の本。
努力していても「違う」と思ったらすぐ辞めて、次のことをはじめる。自分が「これだ!」と思ったら粘り強くがんばる。ここで安西先生の言葉を思い出すべき。
自分がどの分野なら「世界最高」になれるのか?と問うている本。 -
NO1になれないなら、早く見切って新しいことに
取組んだほうがいい、ということを言いたいようで
す。NO1にならなくてもいいという人たちがいた
り世の中色々ですが、私はどうせやるならNO1を
目指すべきと思うので同感。しかしでは具体的にな
にをどうすればいいということにまで言及されてい
ないので、結局のところどうすりゃいいの、って感
じ。