薬膳美人 スーパーマーケットの食材で作る、カンタン薬膳

著者 : 杏仁美友

• マガジンハウス (2009年1月29日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆきんこねこさんの感想 · 2022年1月27日]

薬膳知識ゼロから読みました。98ページから、薬膳の基本のキが書いてあるので、先に読むとさらに良いかもしれません。いろいろな組み合わせがあるので難しいです。スーパーでも手に入りやすい食材に着目した内容なので、入門には良い一冊だと思います。

[倉敷芸術科学大学図書館さんの感想 · 2013年2月21日]

請求記号・ 498.5/Ky 　資料ＩＤ・310006458

[homodelphinus003さんの感想 · 2012年11月4日]

普段料理に使っている食材も、体調に合わせて使えば薬膳になる。
普段使いできる食材だからこそ、体調にあわせて使いたい。
食材ごとの効能が説明されている。
カロリー、ビタミンだけでなく、
薬膳の視点で食事をすると体調が整うかもしれない。

冷え症に困り、温め食材を多用していたら、
一か月しないうちに、症状が穏やかになりました。

図書館で借りた本だったけれど
購入して気が向くとパラパラながめています。

[atphoenixさんの感想 · 2011年9月17日]

スーパーで買える食材でそれぞれの効能、その食材を使ったレシピ、それらがどの症状に合っているかがマークされていて非常にわかりやすい。この一冊は「買い」。

[genpoudouさんの感想 · 2010年5月11日]

薬膳といいますと、漢方薬にも使われるような生薬がふんだんに使われているもので、一般の家庭では作れないと思われている方も多いかと思います。薬膳＝漢方＝病気の人が食べるもの、というイメージももたれているかもしれません。もちろん高級な生薬や、特別な生薬を使ったいわゆる我々が持っている薬膳のイメージそのものの薬膳料理も存在し、かつては皇帝も食べていたという、庶民には高嶺の花のメニューもあったりします。
　しかしそういったものは、なかなか普段から食べられるものではありません。本来薬膳の思想は、普段の食事を通して身体の不調を改善していこうというものですが、高価で貴重な生薬ばかりを使った薬膳では、日常に食べることができませんので、本来の薬膳の姿からは遠くなってしまいます。毎日の食卓を通して健康を保つからこそ、薬膳の本来の意味が活かされるのではと思います。

　そこで本書は、普通にスーパーで買える食材２４種類を基に、６４の簡単レシピを紹介しています。スーパーで買える普通の食材が基ですから、これなら日常生活に生かすことができますし、日々の生活の中に毎日取り入れることができます。
　本書では薬膳の考え方が簡単かつ明瞭に書かれています。パンダのイラストを利用して、寒・熱・気虚など、漢方・東洋医学の理論に基づいて体質を８つに分類していますので、家族や自分の体質を考慮に入れながら食材やレシピを選ぶことができます。各食材の現代栄養学的な知識も掲載してあったり、薬膳の基本も書かれているので、とても重宝な一冊です。レシピはどれも簡単に作れるものですので、手間隙をかけられないときなどにも有効なメニューが多くあります。

[pinkharinezumiさんの感想 · 2009年12月2日]

気功で開運&きれいになる「循環美人」に続く”美人シリーズ”第2弾! All Aboutの漢方ガイドを始め、テレビ・雑誌取材、大手外食レストランチェーンの薬膳メニューの監修、講演会、料理教室なども精力的におこなっている漢方&薬膳コンシェルジュ・杏仁美友さん。杏仁さんの作る薬膳の特徴は、すこぶる”カンタン”、材料もすぐ手に入るものばかり。8つの体質にあわせて、身近な食材が組み合わさった薬効高いレシピ。未病を防ぐ術は、毎日の薬膳から。 しそ、ねぎ、大根、しょうがetc…スーパーで売っている食材でありながら実は漢方生薬でもある効能高い24アイテムを組み合わせて、家庭料理風薬膳を提案。「カンタン薬膳」として64のレシピを紹介しています。
難しい知識も手に入りにくい食材も必要ありません!家計にやさしく、美味しく、楽しく、健康に! 毎日の薬膳があなたのキレイと健康を作ります。

著者プロフィール

東京生まれ。薬膳コンシェルジュ。国際中医師、中医薬膳師。
国立北京中医薬大学日本校、中医薬膳専科卒業。遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院、国際中医師コース卒業。「こころに漢方を、くちびるに薬膳を」をモットーに、薬膳の普及活動を行っている。大手レストランチェーンへのレシピ提供の他、雑誌、書籍、イベント、テレビなど多数のメディアに登場。特に身近な食材を使ったカンタン薬膳や女性の美容をテーマにした内容で好評を得ている。主な著書に『薬膳美人～スーパーマーケットの食材で作る、カンタン薬膳～』（マガジンハウス）や監修として『漢方をはじめよう』（成美堂出版）がある。総合情報サイトAll About公認漢方ガイド。日本ホリスティックビューティー協会専門家会員。

「2009年 『女性の悩みを解消する　うつくし薬膳』 で使われていた紹介文から引用しています。」