- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840117012
感想・レビュー・書評
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抱腹絶倒
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観光では垣間見れない京都人の生活が描かれている、マンガとはいえ侮れない。「うちのところ」を「うっとこ」と表現するあたりにリアルな京都弁?を見た!
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グレゴリさんの京都エッセイはどれもおもしろいです。
別の本でも「京都もんはしぶちんや」と書いていたら、とうとうそれがタイトルになりました。
本人がイラストの中で、「い」と「し」のスイッチを頭につけて登場します。
「い」は「いけず」、「し」は「しぶちん」のこと。
京都人は、たいていどちらかのスイッチが入っているのだそうです。
地元の人だからこそここまで自虐ネタとして言えるんですね。
よそもんがこんなことを書いたら、京都の人に総スカンを食らいそうです。
京都の夏の名物といったら、川沿いにせりだした床が思い出されます。
この床、鴨川では「ゆか」、貴船・高雄では「とこ」というのが一般的なんだとか。
さほど遠くない地域なのに、なぜ呼び方が違うんでしょうか?
仲良くないのでしょうか?
すっかり著者に感化されて、斜に構えて京都を見るようになっています。
京都といえば町家ですが、近年ではかなり銀のアルミサッシに変わっているのだそう。
残念な話ですが、著者の家もまた、アルミサッシ化したそうです。
その地に暮らす住民にとっては、古くからの景観よりも実用性を重視するのは当然のこと。
隙間風が入ってこなくなり、快適だそうです。
もともと、夏に風通しがいいのが町家の長所でしたが、冬はたまらないのでしょうね。
「正面湯」という銭湯が紹介されていました。
観光ガイドブックではついぞ見たことがない場所です。
ここは、ビルになっているため、男女別とはいっても裸でエレベーターに乗るんだとか。
知らない人とすっぽんぽんで密室にいるなんて、かなりシュールです。
京都探訪の際には、行ってみたいものです。
京都の人だからこそ見えてくる、観光地とは違う京都の顔。
きれいなだけではない、図太くタフな京都をおもしろいタッチで紹介してもらえます。 -
しぶちんな京都
試してみたくなります -
あはは、わかるわかる。京都人って本当にシブチン(けち)でイケズなんだよね。京都生まれのグレちゃんが、その生態を楽しく読ませてくれる。
京都は、古い街なのに外国人や学生に優しいと言われたりするが、なーに、それは、どうせ「ガイジンさん」や「学生はん」はよそ者でそのうちどっか行くからなのだ。はんなり嫋やかな京美人も、その笑顔の裏でイケズなことを考えてるんだから~。開けっぴろげで人の懐にズンズン踏み込んでくる大阪のオバサマたちとどっちがいいか、うーん、難しいところだ。 -
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京都タワーのスカイレストランとか、完全に盲点をついてる。笑
地蔵盆って京都にしかないの?^p^ -
ものっすごいしぶちんな京都人の豆知識満載の本。
五条にあるという安いドミトリーに宿泊してみたくなります。
そして、京都に住む人にとって超盲点な、京都タワーの展望ランチが食べたくなりました。