間取りを見て
違和感を感じる箇所と
間取りの訳を
自分なりに
推理するのは
面白かった。

2024年4月19日

読書状況 読み終わった [2024年4月19日]

日本や世界の芸術作品が
モチーフごとにまとめられているのが
おもしろい。

美術作品は
写真ではなく
手描きのイラストだが
一瞬、本物と見間違うものもあり
イラストを見ているだけでも楽しい。
イラストの作品に
懐かしさを覚えたり
一度見てみたいと思ったりして
楽しんだ。

2024年4月19日

読書状況 読み終わった [2024年4月19日]
カテゴリ 美術

詩的な言い回しや
あまりの深い鑑賞に
何度も挫折しかけた。
でも、アメリア・アレナスさんの本なので
とりあえず最後まで読もうと
がんばっていると
知っている作品や
好きだなあと思う作品や
なるほどと理解できる
意図や意味の作品が現れて
何とか読み終えることができた。

フェリックス・ゴンザレス=トレスさんの
作品のことを知り、
この作品のジョークを
一度味わってみたいと思った。

コリントの娘の物語をなぞらえた
終章の最後の段落が好きだ。
”それは知覚と期待、閃く直感と
「美しき誤解」の絡み合った迷路。”
アメリアさんでさえ迷路と言っている。
ならば迷路を楽しもう。

2024年2月17日

読書状況 読み終わった [2024年2月17日]

高度な内容が
平易な言葉で
わかりやすく書かれている
鑑賞の指南書。

特に心に残ったのは
鑑賞は鑑賞者にとっての「作品」
という言葉。
「作品」だからこそ
下手でも
オリジナルでよいのですよね。
以前、
岡本太郎さんの本にも
同様のことが書かれていて
ハッとさせられたことがあったが、
そのことを
端的に見事言い当てている言葉だと思った。

2024年2月10日

読書状況 読み終わった [2024年2月10日]
カテゴリ 美術

著者が述べている通り、
分かりやすく
どんな人にも寄り添ってくれる
入門本だと思う。

現代アートを見に行きたくなる。

2024年2月6日

読書状況 読み終わった [2024年2月6日]
カテゴリ 美術

洞窟壁画の第一人者のお一人である著者の本だけあって、洞窟壁画のことがかなり詳しく分かる。それだけではなく、たくさんの洞窟で壁画を見た経験やヨーロッパの旧石器時代の美術に触れた経験を本の中の主人公の女の子に追体験させ、その時に著者が感じたことを女の子やおじいちゃんに語らせているように感じた。子どもが読めるように書かれているが、先史時代の美術や洞窟壁画に興味があれば、大人も楽しめる。巻末に洞窟や博物館へのアクセスなどがまとめられていて、行きたくなる仕掛けが憎い。

2024年1月24日

読書状況 読み終わった [2024年1月24日]

第1章はお寺などの各名所について
第2章は美術作品について
(仏像・絵画・建築・庭園・垣根・花・美術館・芸術家の住まい・茶の美術といったピックアップの仕方が面白い。)
第3章は夢窓疎石などの芸術家について
書かれている。
この本の構成が良いと思う。

京都好き、アート好きのための本。

2024年1月8日

読書状況 読み終わった [2024年1月8日]
カテゴリ 美術

アルタミラ洞窟画レプリカを
心ゆくまで鑑賞するために
必須の一冊。
日本では
志摩スペイン村にレプリカが
あります。

2024年1月8日

読書状況 読み終わった [2024年1月8日]
カテゴリ 美術

ジョット、
ヤン・ファン・エイク、
ベラスケス、
デューラー、
カラヴァッジョ、
ブリューゲルのあたりが面白く
どんどん読み進められました。
多くの絵が
大塚国際美術館にあるので
実際に確かめて来ました。

2023年12月20日

読書状況 読み終わった [2023年12月20日]
カテゴリ 美術

芸術鑑賞も、
それぞれの心の中で
イメージを創りあげて見ていること、
価値を創造していること、
自分自身をつくっていること、
などの点から
創造なのだということが
腑に落ちたし
心に残った。

根拠を示しながら、
明快に描かれた本。

2023年10月12日

読書状況 読み終わった [2023年10月12日]

絵画の媒体や構造など
絵画そのものから
絵画の意味を読み解くことを
分かりやすく教えてくれる本。
こんな本が欲しかったし,
読みたかったです。

構図の章の辺りは
私には難しく感じ,
何度も睡眠導入剤になってしまいましたが
何とか読み終えました。

美術館に行くことが
大好きな人に
おすすめの一冊です。

2023年9月30日

読書状況 読み終わった [2023年9月30日]

猪熊さんの溢れるマチス愛から生まれた本。

猪熊さんは
画家や美術の専門家でなくても
誰にでも分かるような
言葉や文で伝えてくれているので
美術書であってもかなり
読みやすいです。
また図版が
要所要所に散りばめられているので
理解の手助けになります。

マチスに会ったときの逸話,
マチスの画業の歩み,
マチスの仕事や生活のようす,
作品制作のエピソード,
マチスや猪熊さんが
画家として大切にしていることなど,
マチスや猪熊さんが大好きな人にとっては
珠玉のお話です。

2人の絵画に共通するところは
美しくて気品があること,
明るくて楽しいこと,
優しいことだと思います。

2023年9月25日

この本に書いてあることが
全てだとは思いません。
自分の職場がドラマなどになったとき
「これはありえん。」と
思うことが有り過ぎるからです。
(ドラマによっては
全否定したくなるものもあります。)

でも,
絵も上手ではないのに
美大生にちょっぴり憧れる私には
最後まで面白く読むことのできた本でした。
荷物が多いことや
Adobe病は納得。

何度か笑ったけど
教授は超変人揃いと
教授はプラチナは大爆笑。
そんな教授と知り合いになれるなら
美大へ行く値打ちがある!と思えました。

2023年9月19日

読書状況 読み終わった [2023年9月19日]

以前「小さいおうち」という映画を
観たときにも感じたけれど,
戦争というのは,
一般人にとっては,
まさかと思っているうちに
急に巻き込まれてしまうものなのだと思った。

ズラータさんの
16歳とは思えぬ行動力と
16歳らしくてまだまだ子どもだなと
思うところも垣間見られたが,
困難があっても前向きに夢や希望を持って
周りの人に感謝しながら
精一杯生きようとする人に
成長している様子が
日記を通して感じられた。

ウクライナに早く平和が
訪れますように。

2023年9月5日

読書状況 読み終わった [2023年9月5日]

経験したことのないコロナ禍に翻弄された3年間。
でも,百年前のモラエスの時代にも
肺炎性インフルエンザが大流行したし,
その200年前には
お染風邪と呼ばれる死に至る伝染病が蔓延したそうだ。
人々が「久松留守」と書いた
小さなお札を玄関先に貼って厄除けを願ったというのは
アマビエにどこか共通しているものがある。
これは,何度も繰り返されてきたことで,
現代の医学をもっても,
大流行を食い止めることが
困難であったことから考えると
また何十年,何百年後かに
繰り返されるのだろうと思った。
モラエスの書いたものから
私は遠い昔の日本や徳島のさまざまなことを
うかがい知ることができた。

モラエスは一度も会ったことがない
ラフカディオ・ハーンを敬愛していたようだが
2人には共通点がある。
それは,日本や日本人を同じ高さから
敬愛してくれていることが
書かれた文章から感じられるところだ。

解説や後書きから
モラエスがどのような人生を生き
なぜ徳島で生涯を終えることになったかが
この歳になっているからこそ
何となく理解できるようになった気がする。
できれば最後まで
幸せな滞在をしてほしかった。

2023年9月4日

読書状況 読み終わった [2023年9月4日]

魅力的で人脈に富んだ
ご自身のパリでの経験を
余すところなく公開してくれる
題名通り
大人のためのガイドブックです。

大人の私にもちょっと敷居が高いところも
多々ありましたが
パッセージや図書館など
ここなら行けそう
行ってみたい
と思う所も
いくつも
紹介されていました。

2023年8月4日

読書状況 読み終わった [2023年8月4日]

パリで見られる絵画ではなく
パリに住んでいる雨宮さんが見た絵画について
解釈し語る本でした。
題名からの誤解で読み始めましたが
さくさく読めました。

2023年8月2日

読書状況 読み終わった [2023年8月2日]

縄文の頃も
人々は
採り,狩り,漁り,
装い,飾り,
祈り,
笑い,哀しみ,
誰かを慈しんで
精一杯
生きていたんだな
と確信できました。

2023年4月14日

読書状況 読み終わった [2023年4月14日]

対話型鑑賞について知りたくて
この本を読みましたが
鑑賞だけではなくて
同じく
美術を愛する人たちが
つながる物語でした。

慣れてくると
川内さんの
話し言葉のような
書き言葉がいいなあと思いました。
川内さんの人柄が伝わり
熱まで感じる書き言葉だと思いました。

作品の背後にあるものを感じて
自由に語り,調べ,考え,
何かを得て,世界が広がる過程が
作品を見る醍醐味の一つなのだなと思いました。

2023年4月23日

読書状況 読み終わった [2023年4月23日]

海外に行くと
新しい文化や人、物に出あう。
そして、知ると共に
日本や自分について
振り返ってみる機会にもなる。
それが海外へ行く
おもしろさの一つだと思う。

いろいろな国で長く暮らしてきた
ヤマザキさん。
いろいろな視点から
ニッポンを振り返って
良いことも
そうとは言えないことも
感じたことが
ありのままに綴られている。

でも、
母国日本に対しても
これまで訪れたり暮らしたりした国々にも
愛情と尊敬の念を持っていることが
きちんと感じられる。

2023年9月6日

読書状況 読み終わった [2023年9月6日]

裏表紙には
2時間で読める教養の入り口と
書かれていましたが
少々アカデミックな内容に
読み直す箇所がいくつもあり
私にはとても2時間では読めませんでした。

フェミニズムについて
初心者にも分かるように
詳しく書かれた
教科書のような本でした。

社会の中にも意識の中にも
女性差別はまだ残っていて
それは区別だから
当たり前だと,仕方がないことだと
当事者さえ気づいてないものが
あるんだと思いました。

2023年3月31日

読書状況 読み終わった [2023年3月31日]

大好きな国芳と
大好きな豆本のコラボ。
これだけでうれしいです。

国芳らしい豪快な武者絵に
国芳らしい奇抜でユーモア溢れる怪奇絵,
穏やかな風俗画。

画中のくずし字が読めないのが残念。
どなたかくずし字を
簡単に読める方法を
ご存じないでしょうか。

2023年9月6日

読書状況 読み終わった [2023年9月6日]
読書状況 いま読んでる

知っているからといって
どうということはないですが
道端の雑草と同じで
名前を知れば
その物をより身近に思い
親しみさえ感じることが出来る。
何度でもどこからでも
読み返すことが出来そうな1冊

2023年4月23日

読書状況 読み終わった [2023年4月23日]
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