獣王 (幽BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840120982

感想・レビュー・書評

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  • デビュー作がおもしろかったので、読んでみたが、生理的に受け付けない。

  • 情景をリアルに想像するとなかなかグロい。
    静かな狂気にちょっぴり淫靡さで味付けした、
    抜け出せない悪夢みたいな感じ。
    どんどんキョウコにのめり込んで行く主人公が、
    どこから悪夢に足を踏み入れてしまったのか…
    最初から悪夢だったのか。
    そして、悪夢の連鎖とも見えるエンディング。

  • 淡々と描かれている狂気。

  • 壮絶で狂ったお話でした。
    最近知ったハシビロコウが出て来た。本物見てみたい!

  • リトルリトルクトゥルーで、蛸汁溢れるオリジナル邪神を書いてた人。気になったのでチェック。

    孤独な動物園の職員と、丸一日動物の形態模写をして暮らす女の話。


    気持ち悪い系、うん。「うぇ!」「うへぇ」と読みながら擬音を吐いてたら一冊読み終わってた感じ。あまり好みではなかったかも

  • 非常にダークです。もう、全てが狂っているとしか思えない世界が延々と描かれています。何に感動するでもなく、何に共感するでもなく、ただひたすら読み続けて読了しましたが、特にこれといった感想が無いのが正直なところ。

    物語全体の流れや伏線などは、なかなか巧いと思います。ラストもスッキリと、全てが収束されているので嫌な感じはしませんでした。

  • 寒い冬の季節に、なぜホラーを読みたくなったのか、今となってはわかりませんが。本来ホラーは、私の許容範囲外。でも、この作品は、なんとなく惹かれるものがありました。気持ち悪い表現や、グロテスクだったり汚い描写が苦手な方にはお薦めできませんが…黒い世界が好きな方は、手に取ってみるといいかもしれません。

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著者プロフィール

黒 史郎 (くろ・しろう)

小説家として活動する傍ら、実話怪談も多く手掛ける。「実話蒐録集」シリーズ、「異界怪談」シリーズ『暗渠』『底無』『暗狩』『生闇』『闇憑』、『黒塗怪談 笑う裂傷女』『黒怪談傑作選 闇の舌』『ボギー 怪異考察士の憶測』『実話怪談 黒異譚』『川崎怪談』ほか。共著に「FKB饗宴」「怪談五色」「百物語」「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『未成仏百物語』『黄泉つなぎ百物語』『ひどい民話を語る会』など。

「2023年 『横浜怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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