ゼロの使い魔13 聖国の世界扉(ワールド・ドア) (MF文庫J)

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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840121101

作品紹介・あらすじ

才人が元の世界へと帰るための方法を探してあげたい。でも、才人に帰ってほしくない。二つの気持ちに戸惑うルイズ。一方、里心がついた才人だったが、ハルケギニアで仲良くなった人たちを見て、心が揺らいでいく。「こっちの世界にいてもいいんじゃないか」と思い始める才人。そんな折、女王アンリエッタより、ロマリアへと来てほしいと連絡がくる。"虚無の担い手"であるルイズとティファニアへ伝えることがあるというのだ。それは、"虚無"に関する重要な秘密だというが-。アンリエッタの、ロマリアの意図は何か?ガリア王ジョゼフの思惑は-?大人気の異世界使い魔ファンタジー、急展開の第13弾。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    ルイズの揺れ動く思いが書かれ、最後は悲しい物語になってしまったな。
    サイトもルイズの前では家族に対する思いはなく、帰還の意志はないと話しながらも実際に家族からの手紙を読み、無意識に泣いてしまう辺りは割り切れていない思いが存在していることを気が付かせる内容だった。
    それにしてもヴィットーリオは何を考えているのだろうかと思ったが、歴史上のローマ教皇も十字軍の派遣に際してはかなり無茶していることを考えると特に不自然ではないのか。
    そして、コルベール先生は相変わらず化け物だったな。主人公のサイトよりも社会的な影響力が大きいという点においてはチートだな。

  • ライトノベル

  • ロマリアの話。虚無の使い手と使い魔が集いガリアとの戦いの準備をする。ノートパソコンが起動し地球とインターネットがつながる。ルイズは母からのメールを読んで涙するサイトを見て元の世界に返す決意を固め実行に移した。
    このあたりの才人のことを考えてと言いつつ全く相談せず独断で行動するルイズに好感が持てない。

  • 相変わらずドタバタしてもいるけれど、今までに比べれば控えめ。いよいよ大きく状況が変わりそうな局面(しかも危険な方向に)。
    才人が地球に帰れるかもしれない方法が見つかって、ルイズも悲壮な覚悟を決めて。ガリアの王は変わらず狂ってる(悲しい人だね)し、この先は厳しい展開になりそうだな。

  • アンリエッタは、ロマリア連合皇国を訪れ、教皇ヴィットーリオ・セレヴァレと会見します。ハルケギニアに争いが絶えないことに心を痛める若き教皇は、一つの作戦をおこなうため、アンリエッタを通じてサイトたちをロマリアへと呼び出します。

    やがてロマリアを訪れたルイズとサイトは、教皇から2つの計画を聞かされます。一つは、エルフたちに奪われた聖地を取り返すこと、もう一つは、ガリア王ジョゼフを挑発して、彼を廃位へと追い込むこと。第1の作戦には承服しかねるサイトですが、ガリアを懲らしめる第2の作戦には賛同を示します。さらにヴィットーリオの使い魔になっている少年ジュリオは、地球からもたらされた武器を所持していることをサイトに明かします。

    一方ルイズは、ヴィットーリオが地球とハルケギニアを結ぶ「世界扉」(ワールド・ドア)を開く魔法を使えることを知らされます。そんな折、コルベール先生がサイトのノート・パソコンを起動することに成功し、サイトは母親から送られたメールを目にすることになります。とつぜんいなくなった自分の身を案じる家族のことを思い、涙を流すサイト。そんな彼の姿を目にしたルイズは、ヴィットーリオに依頼し、サイトと別れて彼をもとの世界へ帰すことを決意します。

    やっと地球とハルケギニアとをつなぐ道が見えてきたところですが、物語はますます大きく広がり、着地点はまだまだ見通せません。

  • 虚無が集まってきましたねーどうなることやら。教皇さんはなんかイヤ

  • これまでの話が一段落し、今度はガリア王との決戦を控えた各キャラクターの思惑が明かされる。
    サイトが持ってきたノートパソコンが動いた時は思わずぐっと来てしまった。

    現在放映しているアニメとはけっこう展開が違う。

  • 今回のルイズはツン無しデレでした。
     虚無が3人と使い魔2人が集合。
      聖地を巡る争いが始まる
       ノートパソコンは3GそれともPHSかな。

  • うむぅ、まさかゼロの使い魔で泣くことになるとは・・・。
    おぉ、続きが気になるじゃないかぁ~

  • ここ数巻のグダグダっぷりを払拭する、メリハリのある面白い展開。

    虚無に関する事や、サイトが元いた世界との繋がりに関する事など物語の核心となる部分について触れられていて大きなターニングポイントとなる一冊。
    続きが気になる引きなので、次巻がとても楽しみ。

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