やさぐれるには、まだ早い! (ダ・ヴィンチブックス)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840131360

感想・レビュー・書評

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  • エッセイです。ときどきヘンだけど、イマドキの女の子です。

    デザイン / 泉沢 光雄
    写真 / SHUNSUKE IWATA/「PHaT PHOTO'S」/amanaimages
    初出 / 『L25』2006年11月〜2009年3月連載、加筆修正

  • 大学進学を機に秋田から東京に上京した豊島ミホ
    在学中に作家デビューした彼女の等身大のエッセイ。


    世代も性格も全然違うタイプなので共感できることがあるのだろうか?と
    少々心配だったのだが
    このエッセイは本当に彼女の日常の中から出てくる感情や
    出来事をそのまま書いているという感じで読んでいても
    とても好感が持てた。

    しばらく執筆活動を休止されるようだが
    やめてしまわれるのにはとても惜しい作家さんなので
    少し休んだらまた物語を紡いでいって欲しいと思う。

  • 前に『神田川デイズ』を読んで、わたし好みの作家さんだなと思ったので珍しくエッセイも読んでみた。読みやすさ◎。年が近いひと、上京の経験があるひと、特に女子、は、読むと少し元気がもらえると思います。

  • エッセイなので、読みやすくておもしろいと思ったけど、
    色気のない文章は好きではないので、
    (エッセイはそういうの多いと思う。
    作者が自虐的に書くせいなのかな?)
    読破しないで終わしてしまった。

    でも時間あればちゃんと読みたかった・・

  • この人のエッセイを読むと自分の娘と言ってもまあおかしくないほどの年の差なのだが、ものの感じ方がかなり近しい。自分の暮らしから余りはみ出ないフィクションが得意で、だからこそ引き出しが空っぽになってしまったのだろう。彼女には思い切っていろいろな経験をして欲しい。結婚も出産も子育ても。そしてネタを増やすのよ。「どん」と背中をたたいてやりたいなぁ。何年かして経験が引き出しにたまったら、また復活して欲しい。

  • 2010/6/2読了。
    L25で読んでた時に、この人の書く文章好きだなーと思ってた。一冊の本になってるのを読めて嬉しい。
    本を読むぞ!というよりは、あーこの人のブログ面白いんだよねーって感覚。年代が近いので親近感もあり。

  • 読み終わった後に、肩の力を入れずに
    「がんばろ。」と思えるお話がつまったエッセイ集。

    フリペ『L25』で連載を始める際に
    「疲れた人が読みたくないような文章は、
    なるべく書かないようにしよう。」
    と決めて書かれただけあって、
    どの話も読みやすい。

    寝る前に数話ずつ読むのがちょうどよかった。

  • フリーペーパーL25(リクルート)に連載されていたエッセイをまとめた本。
    題名とエッセイ(この方の他の本は買ったことが無い)だったので読んでみましたが、読みやすいものの、読み終わるとどんな内容だったのか思い出せない(苦笑)。
    ということで、個人的には期待外れでした。

  • この作家さんの小説を読んだ後にこの作品を読みました。小説の表現力豊かな文章とは雰囲気が違いますが、その違いもまた良く、気楽に読み進めることができました。

  • この本を読んだらほんとにおわってしまう気がしてたんだけど、でも、最初の方と後の方でエッセイが変化していくように、きっと大丈夫なんだろうと勝手におもった。すてきな書き手さんだとわたしはおもっていて、豊島さんの小説に高校のとき出会えてよかった、なかったなんて考えられないとおもっていて、でも、そういったことと、その他色んな事がかみ合わないってことが起こりうるのは難しいし、かなしいなとおもう。エッセイを読むときは豊島さんが「お姉さん」であるかのようで、特別ではないかもしれないけど、親しい人と雑談してるような雰囲気があってすきでした。

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著者プロフィール

2002年、新潮社「女による女のための『R-18』文学賞」で読者賞を受賞し、同年『青空チェリー』刊行でデビュー。著作に『檸檬のころ』『夜の朝顔』『リテイク・シックスティーン』などがある。

「2010年 『神田川デイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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