やさぐれるには、まだ早い! (ダ・ヴィンチブックス)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840131360

感想・レビュー・書評

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  • 「絶望とごはん」(第43回)
    行動して結果を出すためにごはんを食べるんじゃない。ごはんを食べて、おいしいって思うことで、生きているのにじゅうぶんなんだと。

  • 日記の章がおもしろkった。それにしてもこの人、なぜ「安くさい」という言葉を毎回使うのだろう?

  • L25で連載されていたエッセイをまとめていたもの。L25が創刊した当初、毎週読んでいて、そういえば豊島さんの小説を初めて読んだのも、L25でエッセイを読んで「面白そう」と思ったからでした。当時は結構面白いなぁ、と思ってたんですが、今改めて読むと若い!ご本人もあとがきに書いてますが、本当に若いなぁ、と。若いというか青臭い?25,6でなんとなく分かった気になって、頑張って色々語ってる時期みたいな。すみません、自分もありました、そういうこと。苦笑。かつての自分を見てるみたいで、もどかしかったりもしますが、そういうの含めて「若いなぁ」と笑ってみるのもまた一興かもしれません。

  • L25に連載していたエッセイ。
    作家としてではなく
    普通に若い女性の日常を覗き見てるような感じ。

    【図書館・初読・1/11読了】

  • L25に連載されてたエッセイをまとめたもの。媒体特性を考えた、読む人の懐にするんと入っていく、それでいて、軽く読めるエッセイのお手本のような1冊だと思います。なんだか、豊島ミホという人をほっとけないんです。気付いているのか、いないのかはわからないけれども、素直すぎるのがこの著者の魅力だと思います。

  • デビューの時から、好きな作品あんまり好きじゃない作品があったものの、基本的には注目していた作家さんなので、この後、豊島ミホさんが休業休筆宣言をしたと聞いて複雑でした。(「リテイク・シックスティーン」はまだまだ予約待ちです)彼女が休筆するのはさもありなんと想像できても、このエッセイ集はいい!普通、好きな作家さんでも、雑誌の中のエッセイ、コラムという位置づけで、雑誌の中でのアクセントとして読むのは良くても、そればっか集めて単行本にされても、いかがなものかと感じることもしばしば。でも、豊島ミホのこれは、そういうことを感じさせない。彼女の非凡な感性の出露を楽しませてくれるのみ!作家として自信がないとか言うけれど、彼女には、ぜひもう一度、書いてほしい。できれば主人公の年齢を上げて。待ってます?

  • 笑いましたー。
    エキセントリックな女性、大好きです!
    勝手に友達になれると思ってます。

    エッセイ集を読んで、作家の成長がもろに知れたのは初めてです。
    豊島さんの文章には嘘がなく、ピュアな心が伝わりました。

  • 豊島ミホファンは読むべきだと思う。豊島ミホさんの見てきた世界が見えてくるから。それにしても豊島ミホさんは変な考え方の持ち主だなあ。そこが好きだ!

  • 2009.12.12読了。

  • あんまりエッセイは読まない僕だけど、たまに読むとやっぱりいいね。特に心にじんわりときたのは『失恋の日、もしくは初恋の時効その後』。好きになるのに理由はいらないけど、別れるには理由がいるってよく言われるけど、別れるときの理由なんて後付でしかないのかもって思った。ことばにできるような理由なんて、ただのexcuseでしかないのかも。もっと深いココロの部分はことばにはできないのかも。この世には、言語化してしまうのは惜しいキモチってのがあるのかもなぁっておもった。テレパシーが使えるようになりたい。

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著者プロフィール

2002年、新潮社「女による女のための『R-18』文学賞」で読者賞を受賞し、同年『青空チェリー』刊行でデビュー。著作に『檸檬のころ』『夜の朝顔』『リテイク・シックスティーン』などがある。

「2010年 『神田川デイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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