10分あれば書店に行きなさい (メディアファクトリー新書)

著者 :
  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840148597

感想・レビュー・書評

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  • 斎藤孝さんの地頭だからこそ語れる部分もありますが、読書をしない知人と距離おくというのは納得です。
    本屋さんを守るためにも本は買って読みましょう。

  • 自分も書店に行くのが好きなので、とても共感できた。自己啓発本、新書への考え方は、自分とは違うものだったので参考になった。これからは新書も色々読みたいと思う。

  • 書店に行った時の安心感と膨大な知識による圧迫を共有できた
    様々な角度から書店、書籍の良さを説いているが根本には「多くの知識に触れる刺激」がある
    少し説明がくどいかなとは思ったがなかなか楽しめた

  • 書店に行くこと、を勧める本でしたが、本を読むことの意義や最近の出版業界の動向、書店の歩き方など、本に関する面白い話がつまっていました。

    書店だけでなく図書館でも似たようなことがいえるな、と思った部分も多かったです。なので、図書館好きさん(知識生)も読んでみたら面白いと思うよ!

    はっと思ったのは次の文章。

    『紙の本の競合相手は、実際には電子書籍ではない。ネットでアクセスできる無料の音楽や映像やニュースなどだ。そこに時間が割かれる。友達とのSNSにも膨大な時間が費やされる。』

    確かにそうかもしれないですね。
    紙の本というメディアによってのみ得られるものの大切さを忘れないようにしたいな。電車の中ではスマホをいじるばかりではなく本を読もう(^^)

  • 暇があれば、本屋・古本屋に行く私にとっては「うん、うん」と納得できる内容で、今私のしていることは間違いないんやと再確認できた。私自身本から得た知識をアウトプットできていないので、これからは心がけるつもりです。

  • 書店は刺激的で何か発見がある有意義な場所だから、毎日10分くらい割いて行ったら良いよ。という本。ちょうど最近思っていたような事でした。

  • 本や読書について書かれた本は好きでよく読む。この本は朝日の書評欄で出ていたので買って読んだ。新書なのですぐに読める。著者は新書読みを推奨する。そして新書で「1分間読書」(新書を1分間眺め、次の1分で人に説明する)を勧めている。コツとしては、書名、目次、見出し、そで、オビなどを1分間眺め、引用できそうな言葉やフレーズを頭に入れる。そして中身を1分間程度でつぶやいてみる。本を選んだり、多読する際に有効な方法と思う。つぎに1冊を10~15分でさばく方法。これは、まず目次を見て、気になる項目をチェック(ピックアップ読み)、そしてチェックした項目で基礎知識には青、最重要には赤、、面白いところには緑、といった三色ボールペン術。そしてこれで要点を簡潔にまとめて1分間で人に話す、ブログに書評を書くなど、アウトプットする。これで年間100冊さばきなさいということである。早速、実行してみよう。

  • 自分は書店通いが好きだが、なぜかは深く考えてこなかった。この本はそれを肯定的に説明し、知的、精神的によいことであると推奨する。電子書籍がなぜだめなのかもよくわかる。本が本当に好きなのだなあ、と感じられる本だ。また再読したい。

  • 昔から本屋さんが相当好きなので、作者の言いたいことがよくわかった。小説以外の本ももっと読まないとなあ。

  •  今回、この本を読んで書店の与える影響を改めて感じた。自分の欲しい本を買いに行くだけでなく、何気なく書店に行って多くの「気づき」が得られること、また、書店の活用方法がためになった。
     衝撃であったのが、1世帯本にかけるお金は1ヶ月1000円!ということである。一人当たりでなく1世帯ということに…図書館で本を借りたり、立ち読みをしたりということもあるのかもしれないがそれでも少なすぎると感じた。もっと本に投資をしよう!書店に行こう!と感じた1冊。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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