ブギーポップ・リターンズVSイマジネーターPART.1 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840209434

感想・レビュー・書評

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  • 能力の発想が面白い。

  • いきなりラスボス登場。
    ただ、物語として構成されているので、
    前巻のような各キャラの視点による群像劇とは
    読み方が違うかもしれません

  • 欠落と好意と扶助の話。ブギーポップシリーズ第二弾part1。再読。カミールこと織機綺がチャーミング。またイマジネーターこと水乃星透子も初お目見え。時間軸で言えば前巻よりも後。作中の時期が時期だけに受験色が強い。受験という青春の中でもまた特別な期間のなかに置かれ、登場人物たちが何を持っていて何が欠けているのかが垣間見える。心理オタク末真和子のいうブギーポップに対する考察が面白い。破壊願望と自滅願望を腐らせたような思春期の危うい不安定な心を守ってくれる虚妄の死神。そんなブギーポップも一方ではコスプレしたりされたりしてるケド

  • 前作に比べて登場人物は少ない分すっきりしているが、内容はより世界観が強い気がする

  • 再読。

    織機綺と谷口正樹の出会いの巻かな。

    統和機構と呼ばれる能力者の組織、その末端の一人であるスプーキーE、織機綺、<イマジネーター>水乃星透子、飛鳥井仁。

    後から読み返すとそうそうたる面々が登場してるな

  • 美しくもけれど幼さを感じるというか。
    敵って、何だろうか。
    立場や固定観念、宗教等によって色んな方向に持っていくことが出来る。
    世界の本当の敵ってなに?と考えた
    (無論答えなんか出ない)

  • VSイマジネーターのpart1。このシリーズはライトのベルの金字塔といっても過言ではないと思う。内容については触れないけど、章の移り変わりにある言葉は一つ一つ考えさせられるものばかりだった。

  •   私にはどうしてもイマジネーターを敵だと考えることができませんでした。全人類の精神を全部同じ状態にしようとしてるその事は恐ろしく、阻止しなければならない事だと感じるけども、「そうすればもはや、人々の間には悲しいすれ違いも、誤解も何もなくなるだろう」という言葉を聞くとそこには悪意なんてものはなく、ただ行き場の無い寂しさみたいなものが感られて責められなくなります。

      飛鳥井に言わせると、私はきっと "幹" が足りないんじゃないだろうか。だけど「欠けてるから仕方ない」とは思いたくない。確かに仕方ないことかもしれないけど、たとえ根本が変わらなくても影響されたりしながら変わっていくことはできると思うんです。

      上遠野さんの構成は相変わらずおもしろくて読んでいて楽しかったです。今回特に好きだったのは織機綺。誰にも嫌われないでいるなんて不可能だけど、嫌われたくないって切に思う気持ちはわかります。

  • お薦めされて、ナイトウォッチ3部作を読了後に読んでみた。
    見事にリンクしてました。
    章ごとに視点が変わるのが面白いけど、ナイトウォッチほど感動はしなかった。
    とりあえず、続きを読もう。

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。

「2019年 『ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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