ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ (電撃文庫)
- KADOKAWA (2003年3月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840222938
作品紹介・あらすじ
君にはツキがあるかい、それとも万事うまくいかない感じかな?変なジンクスがつきまとい、何をしていいか分からないって経験はないかな?だが逆に、ジンクスを自由に身につけることができるとしたら、その人間は運命を我がものにできるということになるのかも知れない。君は運命を手に入れたら何をするだろうか…街の奇妙な店が売るものは、人に楽しみと不安を等価値に与え、何処とも知れぬ場所に導くだろう。だが、その先に待っているのは口笛を吹く死神で-運命を操ろうとする者たちと、それを眺める者と、それを断ち切る者たちが奏でる断音符だらけの耳障りな交響曲が悪夢と未来を同時に歌う-。
感想・レビュー・書評
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「ブギーポップ」シリーズの第12弾です。
資産家の娘である楢崎不二子(ならさき・ふじこ)は、運命を読みとることのできる不思議な能力をもつ「オキシジェン」という男に出会います。不二子は、彼の能力を駆使して「ジンクスショップ」を開店し、やがてその店のうわさがすこしずつ世間にひろがっていきますが、彼らを中心にいろんな思惑をもった人びとの運命が絡みあうことになります。
今回のストーリーは、「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」と同系統だといえるかもしれません。ただ、本巻の事件はもっと小規模であるにもかかわらず、登場人物が多くて、「ペパーミントの魔術師」にくらべると若干まとまりが悪いようにも感じてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物多すぎィ!
イラストなんか急に変わったし、死神はバッタバッタと○しまくるし変な雰囲気の話だった。
糸が切れたの? -
サピエンス全史と通じる、人は認識でできている。
本は、読めば読むほど横で繋がっていく。
面白いよねぇ。 -
ライトノベル
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そこまで難しい本じゃないし、かといって簡単な本でもないと思います。
本自体は面白かったけど、終わり方が普通すぎる気がしました。
もう少し意外なことがあったりすれば、もっと読みたくなったと思います。
そのため、評価はちょっと低めにしました。
内容・設定は結構私的には好きなものでした。
シリーズらしいので、それを読んだらハマれるかもしれないです。 -
そんなには複雑ではない作品。
そう、ことはジンクス・ショップから
始まるのですから。
まあ狙いは「オキシジェン」だったわけで。
というか中枢が出てきますからね。
ある意味貴重なお話かも。
ブギーポップはさりげなく出てきます。
終盤にはあまり絡まずに。
でも悪くはない出番でした。