- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840225199
作品紹介・あらすじ
「決めた。私は絶対フレイムヘイズになる」。アラストール、ヴィルヘルミナ、謎の白骨。彼らは外界と隔離された宮殿に、一人の少女とともに暮らしていた。その未熟な少女はまだ名前を持っていなかったが、いずれフレイムヘイズ"炎髪灼眼の討ち手"となるべき者だった。そして、その時はすぐそこまで来ていた。"紅世の徒"の襲来が引き金となり、史上最悪のミステス"天目一個"まで呼び込んだ戦場を舞台にして、少女は運命の"契約"を迎える。奇才・高橋弥七郎が描く『灼眼のシャナ』誕生秘話!巻末に絵師・いとうのいぢ先生のラフスケッチ集も収録。
感想・レビュー・書評
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今回はシャナがフレイムヘイズになるまでの経緯を描いた、サイド・ストーリーです。巻末には、いとうのいぢさんによるキャラクターのラフ・スケッチが収録されています。
アラストール、ヴィルヘルメナは、完璧なフレイムヘイズをつくりあげるという志と理想を追い求めて、少女に心からの愛情をもって接していました。「愛情こそが最強の鎖である」というのが、彼らの少女に対する接し方だったのです。しかし彼らが育てた少女は、愛情という鎖によってではなく、自由な決断によって、みずからの運命を引き受け、フレイムヘイズとなります。
「天道宮」を出るとき、ヴィルヘルミナはシャナに二つのメロンパンを手渡しながら、いまやシャナはフレイムヘイズとして一人立ちしたことを告げます。それから、シャナにとってメロンパンを食べることは、「ここに私がいる」ことを確かめる意味をもつようになったのでした。けれども、御崎市で悠二たちと出会うことで、その言葉の意味は変わります。シャナと悠二がメロンパンを買い歩くエピソードをプロローグとエピローグに置くことで、この変化をまとめあげています。
ストーリーも展開もきれいなのですが、天目一個戦、メリヒム戦がつづけざまに起こっていて、クライマックスが分散されてしまった感があります。どちらもあっけなく勝利してしまったように見えてしまって、そこだけがちょっと残念に思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
約束通り、メロンパン梯子をする二人。
そして最後に買ったメロンパンを食べながら
どうしてそんなに好きなのか、という話だったのに。
突如、この職業(?)を決意した時、までさかのぼり。
語られているわけではなく、思い出し?
普通に育ってはないだろうと思っていましたが
本当に普通に育ってないです。
知識が片寄りすぎてる!!
特にチャイナドレス(笑)
変わらないはずだった日常が大きく変わった日。
そのせいか、あちらもこちらも大盤振る舞い。
大量に出てきます。
しかも初戦というのに、口で勝ったというか
口で誤魔化したと言うべきか。
とりあえず、相手の方にはご愁傷様、でした。
彼の愛する上司(?)は、確実に言いくるめ、の
分類かと思われます。 -
「決めた。私は絶対フレイムヘイズになる」
アラストール、ヴィルヘルミナ、謎の白骨。彼らは外界と隔離された宮殿に、一人の少女とともに暮らしていた。その未熟な少女はまだ名前を持っていなかったが、いずれフレイムヘイズ“炎髪灼眼の討ち手”となるべき者だった。そして、その時はすぐそこまで来ていた。
“紅世の徒”の襲来が引き金となり、史上最悪のミステス“天目一個”まで呼び込んだ戦場を舞台にして、少女は運命の“契約”を迎える。
奇才・高橋弥七郎が描く『灼眼のシャナ』誕生秘話! 巻末に絵師・いとうのいぢ先生のラフスケッチ集も収録! -
シャナの過去、フレイムヘイズになるまでのお話。
過去の話も必要だとは思うけどまるまる1冊でやる内容でもないよね;; -
シャナがフレイムヘイズになるまでの物語。
新キャラも続々登場し面白くなってきました。まぁ、新キャラの大半はいなくなるわけですが。『万条の仕手』ヴィルヘルミナや”夢幻の冠帯”ティアマトーもいいキャラしてて面白いです。
今回はフレイムヘイズになるまでなのでアクションが大目かな。紅世の徒もいくつか出てきたし。オルゴンは見た目と技が好き。
相変わらずの面白さでいい感じです。 -
とくにない。
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シャナがフレイムヘイズとして誕生するまでのお話。
結構面白かった。 -
いいですね。この巻も。
天目一個神!
まあ表紙もいいです。