半分の月がのぼる空7another side the moon-first quarter (電撃文庫 は 2-23)
- アスキー・メディアワークス (2006年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840234504
作品紹介・あらすじ
秋。里香にとって初めての文化祭-山上祭。裕一はまったくやる気がなく、だらけにだらけていた。だが、山西に無理やり引っ張られていった視聴覚室では『古典ロシア映画上映会』なるものが始まろうとしていてそれはつまり先生にバレたら停学もののいわゆるエ○ビデオ鑑賞会でそこに先生が突入してきて…。一方里香は、みゆきと共に演劇部の練習を見学していた。そこで部長の柿崎に、ある目的で声をかけられ-。書き下ろし番外編『雨 fandango』の前編に、『気持ちの置き場所』『君は猫缶を食えるかい?』『金色の思い出』の番外編三篇を加えた『半月』短編集第1弾。
感想・レビュー・書評
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このシリーズは短編の方が好みかも。ダラダラしてなくて良い。あまりキレイではない言葉づかいはやっぱり気になるけど、とんでもな感じは薄くなったかな。何てことないエピソードの方が響いたりする。あと、文化祭の話は映画を思い出させる。後編、どうなるのか、、
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幸せになれる短編集でした。
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短編集。
前後編で分かれている物語の続きが気になった。 -
文化祭それだけで、イベントはニヤニヤしっぱなしだし、他のキャラクタのないよも申し分ないものだった
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短編集その1
こういう外伝的なものが充実している作品は、
世界観的なものが感じられてすごく好き。
この作品は、時系列的にはいろいろだった。
んで、本篇に出てくるキャラクター達のキャラクターを存分に感じさせてくれて、面白かった。 -
■書名
書名:半分の月がのぼる空〈7〉another side of the moon―first quarter
著者:橋本 紡
■概要
秋。里香にとって初めての文化祭―山上祭。裕一はまったくやる気
がなく、だらけにだらけていた。だが、山西に無理やり引っ張られ
ていった視聴覚室では『古典ロシア映画上映会』なるものが始まろ
うとしていてそれはつまり先生にバレたら停学もののいわゆるエ○
ビデオ鑑賞会でそこに先生が突入してきて…。
一方里香は、みゆきと共に演劇部の練習を見学していた。そこで部
長の柿崎に、ある目的で声をかけられ―。書き下ろし番外編『雨 fandango』
の前編に、『気持ちの置き場所』『君は猫缶を食えるかい?』
『金色の思い出』の番外編三篇を加えた『半月』短編集第1弾。
(From amazon)
■感想
色々な時系列での短編集が入ってます。
『雨 fandango』は唯一、時系列としては全巻からの続きのお話しです。
今回は、後編への布石といった感じです。
『気持ちの置き場所』は、亜希子さんの子供時代と恋愛観のお話し。
今回、一番面白かったです。
少し期待しても、それが一瞬で淡く消えてしまう瞬間で見事に表現
されていると思います。
『君は猫缶を食えるかい?』は、題名の通り。
3人の男が、猫缶を食べるまでのお話し。
ギャグのお話です。
『金色の思い出』は、1巻の頃の物語。
これは、普通に物語の中に入れても良かったけど、何となく本編に
入れなかったのを発表したと思わせるお話し。
一番、本編よりだと思います。
総じて、面白いけど、5巻、6巻に比べると短編集なだけあり、少し
見劣りする気がしました。
ただ、気楽に読めるのはいいです。 -
伊勢、志摩などを舞台とした作品です。
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短編集。作者の心理描写がうまいので、すらすらと読める。
書き下ろし番外編の「雨」は、最終巻に後編がついていて、本編で拾えなかったフラグを回収している。
目次
雨(前編)
気持ちの置き場所
君は猫缶を食えるかい?
金色の思い出
多田良蔵のうれしはずかし病院ライフ