神様のメモ帳2 (電撃文庫 す 9-5)

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  • メディアワークス
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840238885

感想・レビュー・書評

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  • 近頃読んだ中ではまずまずの良作。 なるほど売れるわけで、ストーリーキャラ共に秀逸。一巻と比べるとやや構成的に盛り上がらないが、それでも十分の出来。この巻も相変わらず、ヘタレが重い…

  • メオとその父親の事件の話

    1巻から比べて鳴海が成長していってます。

    お金の話とか難しいところもあった。
    暴力団とかも関わっているので重いと感じる人もいると思う。

    ライトノベルではあるけども、普通の小説でもいける。

    メオと父親の家族愛というのも描かれていて面白かった。

  •  ナルミがだんだんとナルミさんになっていく。ナルミさん学校まじでそろそろ行ったほうがry・・ いや学校の描写がほとんどないぜ!

  • メオのパパンの動き等、ミステリーは考えないとダメだなと。
    リズムある書き方を盗む中。

  • 2億円の話.

    これを読んでて驚愕の事実を知った.
    というか今まで勘違いしてたようだ.
    彩夏死んでねぇじゃん.
    なんだよちくしょう.
    前回のアレは弔い合戦じゃなかったのかよ.
    と,勝手に勘違いして勝手にショックを受けたわけですよ.

    そうかー,絶命はしてなかったかー.
    でもなー,今までずっと一巻で出てきていい感じになったおにゃのこが
    自殺するという,なんだかセンセーショナルなイメージを持ってたのが….
    ぐぬぬ.

    まぁいいや.
    そんなわけで今回は2億円の入ったバッグを娘に預けて行方を眩ませた男を探す話.
    探偵助手くんが大活躍しますよ.

  • やくざの話。マネーロンダリングの話。親子愛の話。外国人移住者(?)の話。「オレって無力だよな」主人公(笑)の話。
    やくざとかマネーロンダリングの話って、けっこう意味分かんないから難しかった。
    もうちょいと頭の整理ができれば、分かるんだろう、分かるようになってほしい。
    最後のほうは、よかった。
    かなり続きが気になって、気になって、猛スピードで読了。
    なんだか、非現実すぎて(高校生がやくざみたいなのと兄弟関係を結んだり)、ん~、とはなったけど、別に小説だから良いか。

    今回は、あまりドクペの描写がなかった、あとアイスも。
    ニートたちの総力戦って感じがしました。
    でも、まだまだシリーズは続いているんで、
    今後の展開が気になります。
    以上。

  • メルさんいいね。この巻じゃないけど、たったひとつのさえたやり方。この言葉をラノベでみるとはねぇ

  • 前巻から比べると、主人公の精神的な成長(成長って言うか、変容っていうか……)を個人的には感じたり。ギア入れ替わる前と後で大違いですが(笑

    結局、どれだけ社会のメインストリームから離れているつもりでも、容赦なく時間は流れるし、いろんなモノが流転していくんだよなぁ……

  • ---

    H24*02*12*Sat 読破

    ---

    読むのに2、3週間かかった…

    --あらすじ--

    神様のメモ帳 2巻
    春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、変にテンションの高いタイ人の女の子だった。
    失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億もの大金。
    彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」
    ひきこもりパジャマ少女の《ニート探偵》ことアリスと、その助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。町の不良を束ねる四代目まで巻き込んでやがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが――
    情けなくておかしくて、だけどほんの少し勇気がでる、青春ニートティーン・ストーリー第2段。


    --


    あらすじ通り、
    ほんの少し勇気が出ます。
    読むにつれてどんどん明るくなる。
    事件自体、最初はメオのお父さんが悪いものだと思っていたけど、
    最後は疑いが晴れて、
    まぁ 良き結果に。
    ハッピーエンドとか大好きなので読み終わったあと嬉しくなった。
    爽快とは違うけど。

    アニメでの内容とはまたちょいと違って面白かったなー

    次巻にも期待します!



    以上、
    ---

  • 春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、変にテンションの高いタイ人の女の子だった。失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億円もの大金。彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」ひきこもりパジャマ少女の"ニート探偵"ことアリスと、その助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。街の不良を束ねる四代目まで巻き込んでやがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが――。

    メイと名乗るタイ人の女の子は、過去だけを見れば決して幸福一辺倒で生きてきたわけではない。客観的に見ればどちらかというと不運ですらある。なのに、どうしてこんなに強いんだろうと思った。日本にいて生きづらいと感じることもあるだろうに、日本人に対しても屈託なく笑って話しかけることができる。父親のことも信じ続けられる。羨ましくて、ちょっとまぶしい。
    誰かを救える自信がなくて、無力さを噛みしめながらも、そんなメオだからこそナルミは救いたいと思ったんだろうな。現実問題、法律に反することは「悪いこと」。でもそれをする人が本当に悪い人なのかは、表面だけじゃ分からないんじゃないかな・・・。

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞《銀賞》受賞者。代表作に『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』など

「2023年 『楽園ノイズ6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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