明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844370833

感想・レビュー・書評

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  • 好きなタイプを聞かれたら、いつからか『サバイバル能力のある人』って答えて、いっつも、どういう事?って聞かれるけど、つまりはこのタイトルの事ができる人。会社名なくしても、いつでも勝負ができて、生き残って行けるだろうって私が信じられる人。読みやすくわかりやすい本でした。特別な人だからじゃなくて、普通の人に焦点を当ててる点も、そもそも自分ブランドを確立する過程はすごくかっこ悪い事も触れてあって◎ 高校が大学で何を勉強したいかではなくて、いい大学(名前が知れてる大学)に行けば一生安定だからってスタンスで、それがものすごく嫌で反発してた私。社会人になったらなったで、大手企業の名刺持ってたら優秀と勘違いする人が多くて、嫌気がさす事も多い。その大手もいつ潰れるかもわかんないし、いつ訴えられてイメージ悪くなるかもわかんないのに。3.11で1番思った事はどこでも通用する力をつけようって事。転職して8ヶ月。慣れが出てこないように、一歩一歩前に進み、そして常に作業ではなく、自分の頭で考える仕事をすることを意識しないとなって思いました。

  • 参考にはなるけど実行は難しいよなぁ…とそんな気分にさせてくれる本。

  • 個人ブランディングについての指針が主に書かれている。
    個人ブランドというと一部のアルファブロガーやアルファツイッタラーが思い浮かぶが、この本は一部の特別な人向けではなく、あくまで普通の人がどうやってブランド力を築いていくかにスポットを当てている。

    どちらにせよ戦略的に個人を大多数と差別化することは大事。改めて感じました。

  • ふとしたきっかけで購入しました。確か誰かのFacebookのいいね!経由でタイトルが気になってアマゾンで即買った記憶があります。

    この本を読みながらワークを通して、いま掲げている「世界の人々に愛されるサービスを創る」という志を見つけることができました。この志を見つけられた事で、次々と何をするべきか?ということが明確になりました。いままでやってきたことを決して否定することなく、足下から見つめ直すことで、これからの自分を発見しました。ちょうど今の会社でくすぶっていた時期だったのですが、行動を起こさせるきっかけを与えてくれました。

    きっかけはふとしたものだったのですが、私のこれからに最も影響を与えた一冊になりそうです。

  • 志という単語がキーワードと思った。志があると自分は高揚して、イキイキとなる。それから、自分のストーリーを持つとブランディングが出来る。

    ストーリーを作って売り込むのであれば、表現を磨く。表現に負けない自己を目指す。理にかなっているとおもう。。

  • ★自分をマーケティングし、ストーリーブランディングする。
    ★見失ってはならないもの
    ⇒志 と ストーリー(人の感情を揺さぶるエピソード)

  • 前回ご紹介した本は、
    「自分のルール」ということをテーマに
    信条を紙に書き出すメリットややり方
    についての内容でした。

    タイトル:My Credo
    著者:浜口 隆則
    出版社: かんき出版
    ブクログ:http://booklog.jp/users/fujiit0202/archives/4761266287


    本日ご紹介する本は、
    同じような内容ではありますが、
    「自分をマーケティングする」
    という視点が明確に入っています。


    前回ご紹介した「My Credo」に比べると
    本書の方が、より実践的だと感じました。


    会社の看板なしに、生き残っていくための
    3つのステップとして、

    1仕事のやり方を劇的に変える
    2自分をマーケティングして原石を発見
    3「志」のあるストーリーでブランディング

    を上げています。


    「仕事のやり方を変える」とは、

    「日々の仕事がどうすれば面白くなるか」
    を考えることは面白い。

    淡々と仕事をするのではなく、
    自ら仕事を変えていきましょう。
    そうすること自体に面白みを見いだせます。




    「自分をマーケティングする」

    会社を「書店」と考え、自分を「本」としたときに
    自分という本は手に取ってもらえるだろうか?
    と考える。

    手に取ってもらうには、

    本のタイトル、帯のキャッチコピー、表紙のデザイン
    は今のままでいいのか?

    本の内容自体はしっかりしているか?

    この本は、どのジャンルの書棚に置かれるだろうか?

    わかりやすい例えだと思いました。




    「自分をブランディングする」

    ブランドとは、他人と区別するもの
    であり、「志」を発見すること。

    「志」とは、自分の「強み」が
    自分の欲望やエゴを満たし、
    尚且つ、社会に役立つものであること。

    これもわかりやすいと思いました。


    自分を見直すための良書です。
    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    これからの時代に求められている人材は、まわりの人々が共感できるようなメッセージを発信し、その行動を応援したくなるような人
    志こそが、ビジネスにおける最大の差別化戦略
    スローブランディング=多少時間がかかっても、しっかりと本物を築き上げていく
    とりあえず、日々の小さな仕事に対して「小さな志」を持って臨む
    「おもろない仕事を、どうやったらおもろなるか考えるのは、おもろいで」
    できるだけまわりの社員がやろうとしない仕事のスタイルを模索する
    社内と社外の仕事やキャリアがリンクし、お互いを高めあう=今後の会社員の理想
    あなたという本は、書店で手に取ってもらえるだろうか?
    「強み」×「社会的意義」=「あなたの欲望やエゴ」+「社会に役立つこと」
    明確な「志」ができると、目指す場所のイメージがはっきりするので、行動にブレがなくなる
    続けていても突然結果は現れないが、何か結果を出している人は必ず継続している
    せっかく登ったのに、馬鹿だな、と言われてもまた違う山に登る
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆

    プロローグ 自分の人生のシナリオは自分で描こう
    第1章 自分を語るために、まず働き方を変えよう
    第2章 常にストーリーを意識して仕事をする
    第3章 仕事以外の日常も差別化しよう
    第4章 自分をマーケティングする
    第5章 あなたをストーリーブランディングする
    第6章 理屈はもういい。あとはスタートを切るだけ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/f7932f2a8bc695eb.png



     

  • 20代後半に突入し、これからのキャリアをどう積んでいくか悩んでいたが解決の糸口が見えた。まずは自分自身の「原石」を大きくしていこうと思う。

  • 今はパーソナルブランディングについて書かれた本が多く、IT技術の進歩もあって、早く・多く人と関わり人脈を拡げて…のように言われるコトに違和感がありました。この本を読むと納得出来ます。ブランディングは万能ではなく、カッコ悪いコト…ほんとに力がある天才はブランディングなんかしなくても周りがほっとかない。ブランディングすることでさらけ出さなければならないこともあり、しっかりと自分の志しを持つこととストーリーがあることで、成し遂げる。そのためには、スローブランディングでも良い。

  • この本、私が手に取ったのは・・・ずばり、その本の名前を見て自分の名前で勝負できない!!って思ったから。また、今 私が採っている行動の確認のためにも読んでみようと思いました。

    そういうことで、今回の本は、
    明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?/川上徹也


    本の中身は、川上氏といえばストーリーですが、そのストーリーを
    どう作り上げるか?どう意識し続けるか?どう行動していくか?
    というのを、ワークアウトを用いて体感してもらうというもの。

    ワークアウト・・・一度、じっくり時間をかけて行わねばならないのですが・・・計画立てて取り組みます!

    キーワードは、人を共感させる「志」
    思えば、これこそがストーリーなのですね。
    これを「キャリア」「スキル」「人脈」と組み合わせると、何よりも大きな力になる。と書かれています。

    人を共感させる「志」をあなたは持っていますか?

    わたしのは共感させる域にまで達していないです。


    本格的ワークアウトは徐々に行うとして、この本の中にある事で今すぐ私に始められるのは、
    ・1日が終わったら、その日の業務を「仕事」と「作業」に分ける。「仕事」をする時間を増やし、「作業」の時間を少しでも減らす。

    ・一日の始まりに、今日一日 自分はどんなストーリーの主人公になりたいのかというのを考え、主人公になるために何が必要で何が足りないかを書き出す。そして、毎日家に戻ったら今日一日のストーリーを書き出す。

    ・自分がモヤモヤと考えていることを、文章化したり言葉にしたりする。

    ここから始めてみます。


    この本に書いてあるワークアウトいいな。「志」、強く持ちたい。

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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