ディスコミュニケーション

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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845703678

感想・レビュー・書評

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  • 『ディスコミュニケーション』(1988年)
    著者:植島啓司
    著者:伊藤俊治
    装丁:戸田ツトム

      函付き、かなり凝った装丁の本。大判カード32枚がついている。一部の人間に刺さる。


    【目次】
    目次 [001-003]
    まえがき(植島啓司) [006-019]

    ZONE A 
     ディスコミュニケーションへの地平 022
     メディアの変貌 030
     想像力とプログラミング 042
     浮上するメディア・スーツ 054

    ZONE B 
     フリークスとミュータント 066
     バイオケミカル・ランドスケープ 077
     感覚変換器 088
     ランダム回路と超自然 098
     トランキリティ・カプセル 108
     開放系・閉鎖系 116

    ZONE C 
     ロボットと人間 128
     記憶の生成 136
     図像とトポス、記憶と物質 146
     快感マシーン 156

    ZONE D 
     サイバネティクス・シード 170
     イルカとリリー 182
     ブレイン・コンピュータ 188
     想像力とイメージ 196

    ZONE E
     トランスネットワーク 210
     定常系(バリ) 220
     非物質へ 228
     テクノロジーと身体 236
     振動するエネルギー 246

    あとがき(一九八八年八月 伊藤俊治) [260-265]

    【カード 一覧】
    C001 ドラッグ・カルチャー・マップ
    C002 カルト・カルチャーマップ
    C003 エレクトリック・カルチャー・マップ
    C004 サブリミナル
    C005 ランダム回路
    C006 チュリンガ
    C007 イライザ
    C008 ブレインストーム
    C009 感情制徊マシーン/ムードオルガン
    C010 未来のイヴ/快楽機械
    C011 未来予知
    C012 フルクサス(流体)
    C013 DU27716
    C014 多型倒錯
    C015 可能指数
    C016 シネクティクス(身体的想像力と記憶)
    C017 フォークト・カンプフ検査
    C018 反音楽
    C019 免疫系
    C020 アイソレーションタンク
    C021 アルタード・ステイツ
    C022 ホスホトロン
    C023 ホロフォニクス
    C024 アーコロジー(生態建築)
    C025 ニュー・イメージ・セオリー
    0026 コスモドーム(虚像実在化マシン)
    C027 サイバネティクス・シード
    C028 シリコン生命体
    C029 メディア・スーツ&メディア・アーキテクチュア
    C030 バイオ・シェルター
    C031 非物質
    C032 感覚追求度テスト(SSS)

  • 「共感のレッスン」の30年前の対話。
    1988年だが、充分アクチュアル。
    (こうしてみると、30年後の「共感のレッスン」では、細胞や免疫系の話が多くなるということは何を示唆しているのか・・・)
    「ディスコミュニケーション」という可能性について。
    対話の間に突如として挿入、乱入される多くの写真、引用文。
    このブックデザインこそが「ディスコミュニケーション」、その底知れなさを体現しているのではないか。

  • 戸田ツトム
    グレゴリー・ベイトソン
    ジョン・C・リリー

  • 装幀/カバーとレイアウトと付録の図版の印刷にひとめぼれで購入。

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。宗教人類学者。京都造形芸術大学教授。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(人類学)客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。四十年以上、世界各地で宗教人類学調査を続けている。主な著書に『生きるチカラ』『偶然のチカラ』(共に集英社新書)、『官能教育』 (幻冬舎新書)、『賭ける魂』(講談社現代新書)ほか。

「2017年 『運は実力を超える 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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