ひきずる映画 ──ポスト・カタストロフ時代の想像力 (CineSophia)

制作 : 村山匡一郎  フィルムアート社編集部 
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845911769

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、観た後「ひきずる」映画を紹介している本。批評のカテゴリにいれようかとも思ったけど批評部分が弱いというか、目が覚めるようなものが読みたいという欲求があるのでなんとも。
    ただ、この本でアガンベンに触れるとは思わなかった!

    これから観るときの参考にしよ。

  • 正直途中の論考以外は微妙。
    作品の解説もそれぞれが短くて物足りない。

    何本か見たことないやつがあったからそこは飛ばした。

    見終わったらまた読もう。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784845911769

  • 『エッセンシャル キリング』を見に行った映画館に置かれていたのがこの本。映画が非常に良かったのでこちらも読んでみる事に。

    中身にざっと眼を通すと、引きずるポイントを解明する為にオチも含めて紹介されている事が多いので、慌てて読むのをSTOP。
    目次をメモって未見の映画は全て見てからこの本を読むのが
    よさそう。

    勧めてる映画は好みの問題もあるけれど興味深いものが多く、
    「面白そうだけど見終わった後にへこみそうだな〜」と尻込みしていたものを観るべく後押しをしてくれたという意味で、
    読んでとても良かった本。

    ※本書中で勧められている未見の映画のみPICK UP
    ①リアルと世界
    ワン ビン『溝』
    真利子哲也『イエローキッド』
    アトム エゴヤン『アララトの聖母』
    ブリュノ デュモン『フランドル』
    ダルデンヌ兄弟『イゴールの約束』
    キム ギヨン『下女』
    ライナー ヴェルナー ファスビンダー『ケレル』

    ②想定外!
    園子温『冷たい熱帯魚』
    クローネンバーグ『ヒストリーオブバイオレンス』
    クロード シャブロル『沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇』
    ウェス アンダーソン『ライフ アクアティック』
    ウルリヒ ザイドル『ドッグ デイズ』
    神代辰巳『青春の蹉跌』
    サミュエル フラー『ショック集団』

    ③意味の意味、その先へ
    ミヒャエル ハネケ『白いリボン』
    瀬々敬久『ヘヴンズ ストーリー』
    アピチャッポン『ブンミおじさんの森』
    タル ベーラ『倫敦から来た男』
    マノエル デ オリヴェイラ『ブロンド少女は過激に美しく』
    ジェームズ グレイ『裏切り者』
    黒沢清『叫』
    ツァイ ミンリャン『黒い眼のオペラ』
    フリッツ ラング『M』
    ロバート アルトマン 『ポパイ』

    ④死線から、また始まる
    クリント イーストウッド『ヒア アフター』
    マシュー ヴォーン『X−MAN:ファーストジェネレーション』
    ヴィーターリー カネフスキー『ひとりで生きる』
    ペドロ コスタ『コロッサル ユース』
    ソクーロフ『チェチェンへ』
    ロベール ブレッソン『ラルジャン』

  • @CINRANET
    心に突き刺さる「癒されない」映画作品を紹介&分析する書籍『ひきずる映画』刊行
    http://www.cinra.net/news/2011/08/19/224755.php
    で気になった。

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