- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846006631
感想・レビュー・書評
-
ジプシー・ローズ・リー名義で発表された作品。実はリーが書いたのではなくライスの作品って説があるのでライス名義の発行なんですね。本作に徹頭徹尾散りばめられた酒とドタバタのテイストは確かにライス作品と似てますね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジプシー・ローズ・リー名義で発表されたクレイグ・ライス作品ということになっている。真相は不明らしいのだが、読んでみるとなるほど登場人物のドタバタぶりややりとりのおかしみはライスっぽい魅力満載。そう思って読めばいいのだろう。なんといってもママことエバンジーの天衣無縫の大活躍が読みどころ。ミステリとしては登場人物が一癖も二癖もあるとはいえ身内ばかりなので、容疑者は外へ目を向けざるを得ないところが底の浅さではあるが、右往左往させられながらもきちんと探偵役のビフが真相を解明して幕となる。
-
はー・・・ ライスだから期待したんだけどイマイチ
-
別人名義で発表されたどたばたミステリ。
というか、クレイグ・ライス本人も公式な作者ジプシー・ローズ・リーも否定してないだけで肯定してないんですが(笑)
ミステリというより、群像劇として読み応えがありました。
追い詰められると何するかわかんないというか、パニックになった仲間たちの描写がうまいです。