ニュー・イン三十一番の謎 (論創海外ミステリ225)

  • 論創社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846017958

作品紹介・あらすじ

"発見された死体と書き換えられた遺言書。遺された財産を巡る人間模様。シャーロック・ホームズのライヴァルで
法医学者にして名探偵のソーンダイク博士が科学的知識を駆使し事件の解決に挑む! 





"

感想・レビュー・書評

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  • 代診医として働くジャーヴィスが、正体不明の男に頼まれて場所も患者の正体もわからないまま往診に赴くと、患者は薬物中毒のようだった。ソーンダイクに相談しようと彼のところに向かうが、彼は遺言状のトラブルで相談を受けていて‥
    序盤はギリシア語通訳のようなサスペンス。2つの事件の関連性の解明がなかなか進まなくて中盤はちょっとイラッとするが、ソーンダイクが推理を展開していく過程はさすがである。
    ソーンダイクとジャーヴィスはこの事件以降コンビを組むことになるが、ソーンダイクの勧誘がグイグイくるのが笑えた。

  • ソーンダイク博士推理物は初めて読んだ。
    一つ一つの証拠を全て繋げて真相を導く最後の事件解決パートが面白い。

  • 古き良き英国

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著者プロフィール

"オースティン・フリーマン
1862-1943
本名リチャード・オースティン・フリーマン。
別名義にクリフォード・アシュダウン。
英国、ロンドン生まれ。
1880年にミドルセックス病院付属医科大学に入学。
その後、王立外科医科大学などで働く。
デビュー作は、アフリカのガーナに植民地付医師補として
赴任した際の探検を本にまとめたTravels and Life in Ashanti and Jaman
(1898)。
科学者探偵ソーンダイク博士シリーズは、第一作『赤い拇指紋』(1907)
をはじめとして、長編21作、短編40作以上を数え、
「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」の
代表格とされている。




"

「2019年 『ニュー・イン三十一番の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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