アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法 (ワニプラス)
- ワニブックス (2021年7月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847070464
作品紹介・あらすじ
アドラー心理学専門大学院を卒業、阪神タイガースの矢野耀大監督をはじめ、トップアスリートのコーチングや組織開発で実績多数のメンタルコーチ・平本あきおと、幸福学研究の第一人者、慶應義塾大学大学院教授・前野隆司が、難解とされるアドラー心理学を幸福学との対比でわかりやすく解説。ビジネス、教育、子育てまで、人間関係を“劇的に”改善する具体例を豊富に収録した「使える心理学」の決定版!
感想・レビュー・書評
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内容があまり頭に入って来ず途中で読むのをやめてしまった
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この本を読んで、自分に自信を持って行動できるようになりました。とくに原因論と結果論の話が印象に残ってます。
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かなり実践的な本。
いわゆる心理的安全性の文脈でもそれなりに即効性を見込める内容。 -
アドラー心理学の本を初めて読んだがとても理解しやすかった。また、子育てや職場での実践例も多々あり日常生活に活かせる学問という印象を強く受けた。
対話形式で堅苦しくなく読みやすかった。 -
幸せに生きるための人類の知恵を100年分詰め込んだ本ができました!阪神タイガース・矢野燿大監督のメンタルコーチと幸福学研究の第一人者が解説。52の具体例と仮想問題でビジネスから子育てまで人間関係を“劇的に”改善します。【目次】
第1章 アドラー心理学の基礎=共同体感覚と5つの理論(アドラー心理学は「どうしたら人は幸せになるのか」に注目する;アドラー心理学の中核は「共同体感覚」=仲間感 ほか)
第2章 アドラーの目的論は人も組織も幸せにする(原因論(⇔目的論)は“悪いところ”を見つけて直す
目的論(⇔原因論)は“悪いところの反対”に注目して強化する ほか)
第3章 「性格」の成り立ちと子育ての技術(性格を知る2つの技法「ライフスタイル」と「ライフタスク」;性格は4つの要素からできている ほか)
第4章 勇気づけとアサーションの実践例(褒めても叱ってもやる気を出してくれないのはどうして?;褒める・叱るが通用した時代と通用しづらい時代、どこが変わった? ほか)
終章 対談 アドラー心理学の実践とこれからの幸せな組織(アドラー心理学を日常生活で実践できるようになるには;ティール組織、アドラー心理学、幸福学から見る「これからの組織」 ほか) -
良書。アドラー心理学をビジネスや育児などで実践するための指南書として最適だと思う。「嫌われる勇気」よりもわかりやすいし、自分の考え方や言動に反映しやすいと感じた。メンタルコーチの平本あきお氏と、幸福学研究の第一人者 前野隆司氏による対談がベースなので読み易い。でも、個人的にはなぜか対談形式だと頭に入ってきづらいのは何故だろう。もう一度読んでみるつもり。
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本書は、アドラー心理学の実践書である。「嫌われる勇気」などで、アドラーの理論の概要を学んだ後に読みたい本。アドラーの哲学、理論、技法がわかりやすくまとめられている。
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昨年秋に適応障害になり、心理学の本を読み始めました。アドラー心理学関する本は「嫌われる勇気」「もし上司がアドラーだったら」に続き3冊目です。
アドラーの構成要素として、目的論、課題分離、共同体感覚、自己受容など色々なものがあり、最初の2冊では読了後になんとなく勇気づけられるものの、それらのつながりが分からず、結局何が大事なの?という疑問が残っていました。この本では、平本さんが対話の中でアドラーの構成要素の関係と考え方をわかりやすく教えてくれています。
本の最後に、読んでわかった気になってもしばらく経つと元に戻っちゃうのでは?という質問に対し、平本さんが練習量が足りないだけ(=練習すれば誰でもできるようになる)とおっしゃっているのが印象的でした。アドラーしかり、平本さんしかり、自分の環境や育ちに関わらず、「自分次第で問題は解決できる」という前提の考え方にとても励ましてもらえる本でした。また再読します。