そのうちプラン

  • 遊タイム出版
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本棚登録 : 639
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860103019

作品紹介・あらすじ

ヨシタケシンスケの脱力スケッチ集、6年ぶりの新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 文章のない、イラストに添えられた文字が時々あるだけの、眺める本。見る本。
    ヨシタケさんのイラストに癒されたり、クスッとさせられたり、懐かしい気持ちにさせられたり。
    これはとにかく、私の心のサプリとして手に入れたものだ。
    それほどストレスを溜め込む方ではないが、どうにもイライラ、またはモヤモヤしてしまう日。そんな時に寝る前これをぱらりと数ページ眺めるだけで、私はきっと穏やかに眠りにつける。
    そしてまた明日から頑張れる。
    そんな気がする。
    だからこの本を置く場所も決まっている。枕元の小さな本棚だ。

    見開くと、ただ、ヨシタケさんのイラストがまばらに描かれているだけなのだけど、老若男女いろんな人、または身近なものが、クスッとしてしまう状態で切り抜かれている。文章で伝えるのは難しいが、それだけなのだ。

    ヨシタケさんのイラストに癒されるあなたなら、間違いなく刺さる本かと思われます。
    サイズは文庫本より少し小さい。でもページ数は意外とある。そこが良い。

  • ヨシタケシンスケさんのスケッチ集

    絵描きさんたちのスケッチ・ラフを見るのが大好きです
    惹かれるもの、ひらめいたもの、思うもの、その一瞬を零さぬように描きとめる勢いのあるタッチ…
    こういう作品のためのネタ集めのようなものを見ると子供の頃のようなキラキラとした楽しさが甦ります
    趣味で絵を描いているので、日頃の観察眼、ネタ集めの大切さ、とても参考になります

  • じわじわきます。
    やさぐれた気持ちに、余白が生まれる一冊です。

  • プレゼントで頂きました。
    ゆるーいスケッチの上に一言の言葉が書かれている、あるあるネタ的な要素もある本。
    絵のタッチがほのぼの系だから見ててふふっと笑ってしまう感じなのだけど、よくよく読んでみるとけっこう深くて重いワードもあったりして。

    例えばうつむき加減の中年サラリーマンの絵に「これも幸せなんだろうが ボクの考えてたのと全然違う」とか、冷蔵庫の絵に「人生とは『残りものだけでいかにおいしい料理を作るか』みたいなこと」とか、もっと若い頃なら全然理解出来なかっただろうけど、今だからあー…と思う言葉も多数。
    ゆるい系で好きなのは赤ちゃんの絵に「余命100年」っていうの。
    他にも無数のスケッチで溢れていて、1つずつじっくり考えてみるのも面白そう。

    プレゼント本の良いところは、普段目を向けなかったり存在自体を知らない本に出逢えて、そこからまた読む本が広がっていくところだ、と改めて思っている。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“ビブリオバトル”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/14.html

    実家富山と東京を行き来する間によく本を読むという長江もみがビブリオバトルで紹介した本は、「そのうちプラン」。
    「スケッチがこころをぎゅっとつかんでくる言葉が多いんです。」

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/


  • イラストが可愛かったです笑

    思わずクスッと笑ってしまうイラストで自分は、ドーナツ画家が好きでした笑

    日常のあるあるからこれはどうゆう意味なんだろうまで想像力を働かせる本でした。

  • 書き溜めたイラストをまとめたんでしょうね~~どれも切り取り方が秀逸で,停まっている絵柄は分かるけど,一瞬の形を頭に留める才能があるんだろうなぁ,凄い

  • 個人で読んでいます。

    イラストだけのページもコメントありのページも読んでいて、クスッときます。

    自分の思い通りになるのは、マクラの位置だけ

    納得させられつつ、笑みがこぼれました。

  • 少し気持ちが楽になった。生きる上で最短距離じゃなくてもいいんだと思った。

  • この人こういうちょこっとしたメモみたいなカットも面白いんだよなあ。

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著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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