- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860114114
感想・レビュー・書評
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読書家34人の本棚の写真。まさに絶景。作家新井素子の29畳規模の図書館級書庫,螺旋階段状壁一面に本棚を並べた松原隆一郎の書庫,日焼け防止のために書棚をカーテンで蔽う・箱にしまう中野善夫,ほぼ全部の背表紙が見えるように前後2列置きを廃したがゆえ1冊買ったら1冊処分しなければならないという近藤隆などなど。本棚を見ればその人となりが知れると言われるが,蔵書の内容・本の配列・本棚への収め方も人さまざまで見ていて飽きない! 他にも京極夏彦,今尾恵介,喜国雅彦,日下三蔵,吉田豪,春日武彦らの書棚を掲載。虫眼鏡を使って1冊1冊背表紙を丹念に解読したいほど。
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本の本
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2018年12月15日に紹介されました!
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清
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本棚の持ち主の猟奇的とも言える本への愛やら執着を見せつけられたかのような1冊。螺旋階段状の書架にうっとりし、床に直置きに苦笑い。作家、編集、書店員、古書店員、図書館員などによって並べ方、置き方に色が出るんだろうとも思う。ちなみに自分は図書館風の並べ方で、なるべく横置きはしたくない派。床に直置きはもっと嫌(縦に並んだ本の上に縦に積むのも嫌…本の上に横置きも大量に乗っかってると…)。それと、本のアップ写真が多かったけど、もっと引きの写真が見たかったなと思ったり。写真が足りない。
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人の本棚、特に著名人の本棚は興味がある。頭の中身は外からはわからないが、本棚を見るとその人の頭の中身が垣間見える感じがする。本書は本棚のグラビア集と言ってよいだろう。ひたすら本棚の写真を解説なく披露されている。圧巻の読了感。
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本棚を紹介する本は大好きで、よく手に取る。人の家に行っても本棚が気になるし、テレビで背景に本だなが映りこむと食い入るように見る。
この本は図書館で借りた。4刷とういうことで、同じような趣味の人が多いのでしょう。
でも、なぜだかワクワク感が足りなかった。本をインテリアにしているようなおしゃれなブックカフェには興味がないけど、たぶん、こういう「古書店」みたいな書棚も好きじゃないのだなと思う。「生きてる」本棚が好きなのか。いや、まさしくこれらの本棚は生きているのだが。 -
スタイリッシュ、すっきり整然、床積み、魔窟に野放し系etc.。趣味も専門もバラバラな34人の最強の本棚模様。あの人はあの本の隣に何を並べているのか。気になる本棚の中身にクローズアップした写真が満載です。背表紙読書をご堪能ください。(アマゾン紹介文)
どちら様の本棚も個性的で、ため息が出るほど羨ましい。
蔵書数もさることながら、その場所を作られるのが、ほんともう。
また、これまで何冊かの『本棚』本を読んできましたが、こちらがもっとも厚く、読みごたえがありました。