ニッポン47都道府県正直観光案内

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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860114237

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。一緒に旅してほしい。

  • 独断と偏見で綴られているがよかった。

  • 地下神殿行かなきゃ

  • <半>
    本の雑誌連載時に欠かさず読んでいた・・・と思う。テキトー(注:本文真似w)

    不覚にも,あ,こりゃ面白い,と思ってしまったので単行本化されたことを知った時に,どうすべきか少し考えて,まあ慌てることはない,としばしうっちゃっといた。いや正直に言うとすっかり忘れていた。

    そのまま忘れたままなら幸せだったかもしれないのに,本の雑誌に載った広告がたまたま目についてしまった。ああ,アーメン! という本です(獏笑い)。

    【読者注記】内容は大変な参考になります。参考とは?まあWikiで調べてみて下さい。その結果に唖然としますからw

  • 観光案内というよりはエッセイ。著者の独断と偏見に基づいて、47都道府県のオススメ観光スポットを紹介している。ざっくりこんなところ、という各県の紹介が、著者独特の言い回しでけっこう的を得ていて面白い。

  • この著者の本はこれまでも結構いろいろ読んできて、言い回しの妙にいつも笑わされる。

    47都道府県、全てに対して著者なりの尺度、スタンスで「これはおススメ」と思われるものを挙げていく構成。ものによっては著者自身が行っていない場所も含まれているようなのだが、たぶん、ほとんどの場所については自分で行って見てその善し悪しを確かめているのだと思われる。

    県によっては10カ所弱、出している一方、石川県になると6ページ中の約半分を忍者村の一点張りで押し通したりと、まさに縦横無尽。
    「なんじゃこりゃ」「ワケ分からん」と思ってしまう人は、この本に限らずこの著者の本はたぶん性に合わないと思うので、それ以上は読まないほうが良いでしょう。逆に「なんかよく分からんけど面白いな」と少しでも感じたら、ほかの本も読んでみることをお勧めします。著者の口癖を借りるなら「強力おすすめ」です。

    個人的には、出身地である千葉について、ほとんどの県外の人が訪れるであろうエリアをバッサリ切り捨て、県民ですらあんまりわかってないエリアを紹介してるのが好印象。
    以下、少し抜粋。

    「実際、関東になじみのない西日本などの人間から見ると、千葉県のイメージは、ディズニーランドと成田国際空港で完結しています。
    千葉には他に何もないのでしょうか。
    たしかに、成田と千葉市中心部を結んだ線から西側は、平板で退屈な関東平野に飲み込まれて、埼玉県や茨城県、あるいは東京都の一部と見分けがつかなくなっています。
    しかし、そこだけを見て千葉県を語ることはできません。むしろそのへんは切って捨て、その他の千葉を見てみると、意外に面白い姿が浮かび上がってくるのが分かります。
    房総半島から九十九里を経て調子に至る千葉、実はそこにはある際立った特徴があります。ひとことで言うならば、それは「削られやすい」、もしくは「掘りやすい」です。」

    小気味よく東京の威を借りてふんぞり返るエリアをあっさりと見捨て、「削られやすい」という「?」なキーワードを使ってもっと見るべきエリアへと誘う。
    こういった文章を随所に置いてくるあたり、この著者はやはり上手いよなぁ、と思ってしまう。

  • 一度連載で読んでいたので、単行本は斜め読み。
    行こうと思わないと興味がわかない性は
    どうしようもないみたいです。。。

  • 2019 8/24

  • ふむ

  • タマキング節全開。言い回しとか面白くて好き。
    観光案内になるかは、、、微妙だが。

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著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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