ニッポン47都道府県正直観光案内

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860114237

感想・レビュー・書評

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  • 著者の観光客魂に従って書いた妥協なき観光案内(p.5)。「すごい観光地」を都道府県別に取り上げている、とがった、読み手を選ぶ本。
    いくつか例を上げれば、石川県なら忍者寺(妙立寺)、東京都なら島々(伊豆大島、神津島、三宅島、八丈島、小笠原諸島)、鹿児島県なら奄美大島、悪石島、甑島、霧島、雄川の滝、大分県なら、磨崖仏、キリシタン遺物、仁王ほか 、が取り上げられている。作者の選択のとがり具合がよくわかると思う。

  • 全都道府県の裏見どころを簡潔に記載。関東平野は何もなくダサい。阿蘇山は面白そうだけど、結局はB級スポットだらけというのが日本の田舎。

  • タマキング独断の47都道府県おすすめスポット。
    知らないところばかりで笑えました。
    自分の住んでいる県がどんなことになっているのかとドキドキしましたが意外と普通でやや拍子抜けでしたが近隣の県は行ったことのない、と言うか初めて聞いたぞその地名な場所が多々あったのでそのうち行ってみたいと思います。

    奈良県の聖林寺の『ものすごいサプライズ』がものすごく気になるのですが何なのでしょうか。どれくらいサプライズされるのかとても気になるのでやはり行ってみるべきでしょうか。

  • 言いたい放題にも程がある、と言いながら地元でも知らんとこが載ってたりするのでどっか旅行にでも行くときはまたそこだけ読み返しそう。誤植?と思われるのがいくつか気になるところではあるんやけど。

  • いやぁ、もう面白いの面白くないのって面白いに決まってるんだけど、なんてったってタマキングなんだから。
    すごいよね、全国47都道府県全ての「観光地」をまわって書いてるんだからそこに本当の「魂」があるわけだ、いや、知らんけど。
    知らんけど、これを読むとその場所を直にこの目で見たくなる。行ってみたくなるってことはやはり「魂」があるってことじゃないか、いや知らんけど。
    自分が住んでる場所を見てにやにや、知り合いのふるさとを探してにやにや。にやにやガイドだな。

  • 読み始めからワクワクしてニヤニヤが止まりませんでした。とりあえず和歌山と岩手に行きたい。あと迷路系の旅館に泊まりたい。そしてわたしも自分なりの旅のおすすめスポット見つけたい!!と思いました。
    普通のガイドブックはもういりません!!

  • 思う存分旅行がしたい!と言ってサラリーマンをやめた著者が、行きも行ったり日本全国47都道府県のおすすめ観光スポットを正直に紹介。こんなところがあったのか?!と地元の人も驚く、すごいスポット満載。読んで楽しい、行って楽しい2倍3倍楽しめるガイドエッセイの誕生。(アマゾン紹介文)

    宮田珠己さん最新刊。旅先の京都ジュンク堂で漸く購入。
    相変わらず文章は面白く、それだけで楽しめる。
    ただ、今回は紀行文ではなく、スポットの紹介が主題なので、物足りなさがあるのも正直なところ。
    是非、読者からのお勧めスポットをめぐり、譚仿記にしていただきたい。

  • 全然興味ないとこばっか紹介してくれるけど、そこがいい。
    へーそんなとこあるんだー(絶対行かないな)って思いながら楽しく読みました。

  • 最初に言っておくと、本書を公共の場で読んではいけない。これは、自宅で心置きなく爆笑しながら読むべきだ。電車の中とかで読んだら、笑いを堪えるのが大変だぞ!w
    観光案内としては有名処からちょっと変わったところまで、割とバランスが取れている……と、思うのだが、全編から漂う『パラダイス』感は著者の持ち味だろう。有名処を紹介している筈なのに、どうも桂小枝が登場するような気がしてならないのだw

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著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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