- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860630690
感想・レビュー・書評
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久しぶりに再読した。初めて読んだのは2006年頃で、今では廃刊になっているが、現在でも古くて役に立たないということはない。
本書は様々な速読技術を目的別に最適に組み合わせるという点がユニークである。
速読法としてもっとも一般的だと思われる、最初に表紙や目次、見出しを見て全体を把握して、その後に重要な点だけを拾い読む「王様の速読法」を始めとし、1週間で専門家になりたければ、「1週間で専門家式速読法」、資格を身に付けたければ「資格王式三回転学習法」といった具合に数種の読書法が掲載されているので、速読法の入門書としてお勧めできる。
速読の本は何十冊か読んできたが、本書は優れた部類に入るだろう。
速読術の基本であり重要なポイントは、“大事でないところを速く読む。大事なところは時間をかけて読む”ことである。
速読法に関して、知られざる特別な方法などないので、あとは数をこなして、慣れるだけである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
速読術のカタログと、トレーニングなどがまとまった、まとめ本
目次
<blockquote>1 速く読む人が勝ち組になる
2 速く読むとはどういうことか
3 目的別速読術
4 速読基本テクニック
5 実践・速読トレーニング
6 速読は読んだあとが大切
</blockquote>
3章の目的別速読術と、4章の速読基本テクニックが秀逸。
数ある速読術を系統化している点は評価してもいいのではないだろうか?
5章のトレーニング。これは視野拡大など、実践的なスキルのトレーニングになっている。
これも他の本と被る。
6章はほぼアウトプットに関して。
やや栗田式に近い内容となっている。
まぁ……総じて言うと、まとめ本な。
速読に関して言うと、これさっくり読めば大体解る感じ。 -
速読の具体的な手法 書物による読み方の違い 具体性があって参考になった 。
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よんでもならんかった。
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スキミングの説明が良かった。
ほとんどフォトリーディングと似ていた。
アウトプットの重要性は激しく同意。
速読を体験している人には納得できるが、未知の人には少し分かりにくく実行は難しい本。
速読初心者には「やはり教材を買わねばダメか…」と感じさせてしまう。
今のところ本だけで速読が学べてしまう本はポール・シーリィー著『新版 あなたも10倍本が速く読める』だけであろうか…? -
本の全部を読む必要はないんだよと。必要な部分を選択して読むのが現代社会における賢い読書の方法だよと。速読は脳の活性化にもいいからやろうー
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メディア重要性に応じて読み方を変えると言う考え方には納得。
何でもかんでも一言一句余す事なく読む必要はないと思う。
本書内で提唱されている斉藤式システム速読法のネーミングセンスに脱帽。
書店立ち読み速読法はオススメ。 -
ありきたりな速読の本
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速読の技術・その論理に関する本。
この分野は初めてであるが、ビジネス本・解説本などの理解には非常に役に立つ「システム速読法」ではないだろうか。
本を読むための目的を考え、目的に応じて、目的とそのためにかける時間から方法を選択する感じである。基本的な考え手法などは下記の通り。
・2-8の法則(大切なのは2割が8割を占める)
・1-20の法則(本の1%で、20%の内容がわかる)
・読書は他のメディアに比べて即時性はないが、考える力が伸びる。
・速読はピンポイント・リーディングで、右脳と左脳を使って読む。
・プレビュー法(最初の5分で全体を押さえる)
・写真読み(図や写真で押さえる)
・スキミング(全体を俯瞰しながら、必要なところを拾い読みする)
・速書法(1200字でまとめる)
・記憶学習法(記憶することに重点を置く)
速読は目的、目的に応じた方法を組み合わせることが大切ですね。
ただし、小説等には私は使いませんが(笑) -
速読本は初めてなので、相対評価は出来ないけど、内容は良かったと思う。
小説よりも、ビジネス本(を読む人)に向いてる感じがします。
読むのが速くなるかわかりませんが、1冊ぐらいはこういう本を読んでみるのもありですね。