北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。

著者 :
  • ビー・エヌ・エヌ新社
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本棚登録 : 130
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861007385

作品紹介・あらすじ

Denmark・Sweden・Finlandをめぐる、いつだって古くて新しい、北欧デザイン紀行。建築・家具・インテリア・器・グラフィック・テキスタイル…etc.北欧デザイン界の巨匠たちの足跡を追うフォトドキュメント-。

感想・レビュー・書評

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  • 目当ては北欧の教会。中欧のゴージャスで重厚な教会とは違い、現代の北欧の建築家による教会は「北欧デザイン」に象徴されるようなシンプルさを持ちつつも、洗練された品の良さで圧倒する。そんな建物を作った巨匠達について、美しい写真とともに知ることが出来て良かった。

  • フィンランド調べのため。
    ほかの北欧諸国とごっちゃにしたくないので、まずはフィンランドだけ読んだ。
    一冊で三か国のデザインについて書いているが、フィンランドは割合が高め。
    内容は、詳しすぎないブランドの背景の説明などのため、過多な情報に混乱せず、初心者にも読みやすい一冊となっている。

    デンマーク家具→工芸的 フィンランドの家具→日用的/アルテックのビンテージの家具はIDタグによって変遷がわかる/エリックブリュッグマンはアアルトより繊細

  • デンマーク、スウェーデン、フィンランドのデザインの違いがよくわかる。

  • デンマーク、スウェーデン、フィンランド。
    北欧の名だたる家具や建築のデザインを追って、その建築物やプロダクトをめぐり紹介した一冊だ。
    取材旅行、というかたちをとりながら、視点はとても客観的でぶれることがなく読みやすい。
    アスプルンドやアアルトなど既知の巨人も多く取り上げられていたが、まったく自分の知らない人物なども登場し、興味深かった。
    「北欧」がすっかり定着した今だからこそ読んでいておもしろいと思う。

  • アルネ・ヤコブセン、アルヴァ・アールト、グンナール・アスプルンド…デンマーク、フィンランド、スウェーデンを代表するデザイナーであり建築家でもあった彼らの横顔が浮かび上がるような一冊。ページに挿入される露出光を多めにした写真も柔らかい印象でとても良い。ふとした時に、手に取ってページをめくりたくなる。

  • デンマーク、スウェーデン、フィンランドそれぞれの国のデザインについて語られている。基本的な知識をつけるためにとてもよい一冊。
    結構勉強になった。北欧家具taloと一緒にめぐっている辺りも勉強になる。

  • 写真と文章から、
    北欧に旅立ちたい想いが
    一気に沸き立つ本。

    一章 デンマーク
    二章 スウェーデン
    三章 フィンランド

  • ◆いつだって、古くて新しい北欧デザイン
    ◆フォトドキュメント
    ◆アルネ・ヤコブセン

  • 北欧デザインや建築を紹介する本はあまたあるけれど、この本『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって』は、デンマーク、スウェーデン、そしてフィンランドの「巨人」〜 すなわちヤコブセン、アスプルンド、そしてアールトの三人の「あしあと」を辿りつつ、唯一無二の北欧デザインの個性がどこから来て、どこへ行くのかを数々のエピソードから示してくれている点で興味深い。

    ぼく自身は、数あるエピソードのなかから選び出されたエピソードのひとつひとつにとりわけ著者ならではのセンスの鋭さを感じたし、かならずしも作品紹介にこだわらない写真の数々も、美しくも短い北欧の秋をとらえている点でよりいっそう輝きを増している。

    デザインや建築に関心があり北欧を旅するひとは、これを手に取ることで一段「深い」旅になることうけあい。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。日本文藝家協会会員。日本フィンランドデザイン協会理事。1972年生まれ。大阪府出身。関西学院大学卒業。株式会社アクタス勤務、デンマーク留学などを経て2007年独立。デザイン、インテリア、北欧、手仕事などのジャンルの執筆および講演、百貨店などの企画のプロデュースを中心に活動中。著書に『フィンランドを知るためのキーワード A to Z』(ネコ・パブリッシング)、『北欧とコーヒー』(青幻舎)、『北欧の日用品』(エクスナレッジ)、『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『ストーリーのある50の名作椅子案内』(スペースシャワーネットワーク)、『社会派化粧品』(キラジェンヌ)などがある。

「2019年 『北欧の絶景を旅する アイスランド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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