- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861136016
感想・レビュー・書評
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読みづらいけど、熱意は伝わってきた。「理解されなかった美人時計」の章は、うんうんそうなんだよね、と呟きながら読んでしまった。
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前半は美人時計の誕生秘話について、創業者の中屋氏の口から語られている。
後半はマネタイズの仕組みや、展開戦略について、美人時計の育ての親である橋本氏から語られている。
顧客は何を望んでいるか?ビジネスアイデアの構築に際してはこの問いについて掘り下げていくことが大切だということはいくつかの本でも読んだ。本書の前段で述べられている、既存要素の新しい組み合わせというのが、美人時計の一番の成功の秘訣となったという部分に感心を惹かれた。
自分でビジネスをやる上ではこうした成功したサービスの創業者の話を聞くのが一番参考になるのだと実感。
後半は、美人時計のコラボ企画の裏側や今後の路線が見えて大変興味がそそられる内容だった。
これからビジネスやろうとしている人や美人時計を使っている人は見てみることを薦めます。読みやすいです。 -
iGoogleのガジェットで知っていたくらいのサービスですが、様々に派生してトータルで月間10億PVを稼いでいるとはビックリしました。
シンプルなサービス内容だけに、他のサービスとのアライアンスも考えやすそうですね。
本としては読みやすく、一時間もあればさらっと読めてしまう内容です。
何か新しいことをはじめるにあたっては、不断の努力が必要というのを、改めて実感できました。
そして、きっかけは面白いそうだからで始めても、持続性とブレない思いがないと続かない、とも。
独立起業に関わらず、組織の中で新しいことをはじめる際にも、参考に出来そうな一冊です。 -
温かみのある本。何気なく見ていた『美人時計』が、実は画角・ポージング・一人四分の時間設定・背景まで、考えつくされたフォーマットであることがわかった。創業者・育成者がそれぞれの立場で語っている点が、ビジネスの立ち上げ教科書として参考になる。<br /><br />ただし、書籍編集者の立場で言うと、正直もう少し原稿整理した方がよいと感じる。2人の著者の熱は十分伝わるが、想いが強すぎるためか、テーマがあちこち飛んでやや読みづらい。思い切って原稿をテーマに寄せて絞ることでより読みやすくなると感じる。