夜回り先生のねがい

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  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139055

感想・レビュー・書評

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  • 読む程に
    涙があふれます。

    子供も大人もみーんな
    苦しみながら
    それでも愛を求めて、優しさを求めて、
    一生懸命に生きている。

    私も
    一生懸命生きよう。
    そして
    やさしさをくばれる人になりたい。

  • 水谷先生はがんの病気を持っているのにもかかわらず生徒のために一生懸命に生徒と向き合ってすごいと思う。
    ほんとに尊敬します。

  • 写真は別に
    なくていいのではないかと
    思いました
    H21.10.24読了

  • 大人だって傷ついている。子どもと大人にそんなに違いなんてないと思う。立場が違うだけで中身は同じ。みんなきっと愛を求めてる。

  • 非行に走った経験はない。
    身近な人で夜の人間になった人はいない。
    だからこの存在に興味はあったが、自分の今には直接関係がないのではないか、と思っていた。

    大きな間違いだった。

    自分の仕事としてることを正面から向き合うこととなった。
    本当はいつも感じいることで、でもつい目を背けがちな一番の「核」の部分だ。
    なんだ。
    やっぱり私その部分にフタをして、だましながら仕事していたんだ。


    私は「栄養素」を伝えたいなんて寸分も思っていないのだ。

  • 分類=子ども・教育・社会・水谷修・夜回り先生。07年4月。『あおぞらの星』『夜回り先生の「子どもたちよ!大人たちへ」』と共に最終3部作の1冊を構成する。

  • いつから日本はこんな寂しい国になってしまったんでしょう。
    昔は大人も子どもも「うまく」付き合っていたのに……先生が本で書いている通り、原因は大人にあると思います。
    先生のような夜回りは出来なくても、「ありがとう」「ごめんね」だけは大切にしていきたい。

  • 夜回り先生こと、水谷修先生の最後の本となる。先生が病気だという事を知った。「あおぞらの星」と同じような内容もあったがとても子どもに対する愛を感じた。
    写真もきれい。
    子供だけでなく両親や先生に対する"いいんだよ"ごめんねやありがとう、癒しややすらぎの言葉がたくさんあった。

  • 夜回り先生が、生涯最後の一冊として綴った本。教員生活や夜回り、メールなどを通して出会った、人々とのやりとりが書かれています。子どもや大人への、強いメッセージが伝わってきました。(2007.5.28)

  • 夜回り先生の本です。<br>
    世の中いろいろなことが起こっているようです。<br>
    世の中にはいろんな人がいるようです。<br>
    思い、考えることがたくさんあるなと感じます。<br>
    人に優しくできることが何よりも大切な気がします。<br>

    以下抜粋+簡略抜粋<br>
    ☆仲間の一人がもう個人のレベルではない、<br>
    行政に任せるべきとの意見に対し。<br>
    違う、私個人が世間に顔をさらし、一対一で向かうからこそ子供たちは自分を信じてくれる。(P.27)<br>

    ☆幸せは時によって異なります。親は子供に自分の幸せ感を押し付けがちですが、子供は自分の幸せをしっかりと自分で探しています。子供は自分の幸せを見つけたときに、いい笑顔をして、そのとき親は本当に大切なものを思い出すのです。(P.92)<br>

    ☆過去を変えることはできません。受け入れるしかないのです。大切なことは子供にそっと手を差し伸べてあげて、背中を支えてあげることです。(P.136)<br>

    ☆人はひとのために生きるんだよ(P.170)<br>

    ☆多くの心優しい子供が、人に優しくできなくて悩んでいます。(P.196)

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著者プロフィール

水谷修(みずたに・おさむ) 1956年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業後、83年に横浜市立高校教諭となる。2004年9月に退職。在職中から子どもたちの非行防止や薬物汚染防止のために「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールを行っているほか、メール・電話による相談を続け、全国各地での講演活動も展開している。

「2021年 『たかがニュース されどニュース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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