- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861302190
感想・レビュー・書評
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我々は十合目に行きたいから登るのではなく、富士山頂に行きたいから登るのである。富士山頂には確かに標高があるが、その標高は登山者の目的ではない。登山者が目指しているのは富士山頂であり、あの絶景と達成感である。
数字に縛られるとこの本質を見失うなあ。1200文字程度のそれぞれのエッセイに伝えたいメッセージを込めるこの文章力は本当に脱帽です。読みやすいし、素材も幅広く面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全てに賛意を示すわけではないが、新鮮な視点が得られたので今回の読書は有益だったと言って良いだろう。
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久しぶりに宋さんの本を読みました。
他の本同様とても言われてみれば当たり前なのですが、日本のおかしな点をどんどん指摘してくれます。
しかし、今回は以前読んだものより満足度が高いです。
「異」の経験、「夢」についての記述に共感することができ、自分の中でモヤモヤしていた部分をはっきりとすることができました。 -
75ページ
「不祥時」→「不祥事」
247ページ
「住宅から派生して、ホテルやオフィス事業にチャンレンジしたり、都市開発に携わったり。」
◆チャンレンジ→チャレンジ -
● 「差」がエネルギーを生む。「差」はハングリー精神を育てる。成功者と一般人の間に差があるから一般人は意欲を持ち、社会が活性化する。今の若者を「ハングリー精神が足りない」と批判する人は、ハングリーの本質を理解していない。
● 格差そのものは決して悪いものではない。格差のない社会とは、実は全員が負けている社会である。それをよしとするのが、すなわち悪平等である。
● 「人事」という言葉の本質は「人」ではなく「事」にある。人事評価の本質は、人の評価ではなく、事の評価にある。
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19/11/15
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タイトルに魅かれて購入。発行してたメルマガをまとめた本なので、1タイトルが短く読みやすかったし、納得する部分も多かった。