日菓のしごと 京の和菓子帖

著者 :
  • 青幻舎
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本棚登録 : 175
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861523878

作品紹介・あらすじ

伝統的な京菓子を現代の感性で包み込む。
見て楽しい、食べて美味しい。新しい和菓子のかたち。

京都を拠点に創作和菓子を発表する日菓(にっか)の初作品集。
作品のモチーフは、何気ない日常のひとコマ。見過ごしてしまいがちなシーンを丁寧にすくい上げ、思わずクスッと笑ってしまう愛らしい意匠に仕立てている。
作品約80点のほか、アイデアスケッチや制作風景も収録。

作品撮影:新津保建秀
ブックデザイン:須山悠里

感想・レビュー・書評

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  • 可愛くて美味しそうな日菓さんの和菓子集。
    ころんと柔らかそうで、色が綺麗で、ちょっとだけユーモラスな今まで見たこともないような和菓子。
    横に添えられた説明文も素敵。

    特に好きなのは
    テトリス、あかり、好きのきもち、空のセリフ、雲のみち、本の塔、おしくらまんじゅう、初日の出

    どれも私が大好きなもの。
    こんなに可愛い和菓子になるなんて。

  • 京都を拠点に創作和菓子を発表しているユニット・日菓の作品集。
    眺めているだけでうっとりする。アイデアスケッチも掲載されていて、面白い。「本の鳥」や「本の塔」など本を意匠にしたものもあり、にんまり。
    今年でユニット解散なのが残念です。年内もう残り少ないけど、月一日菓店行きたい。

  • 日菓の和菓子集です。コンセプトがとてもシンプルで、実際に作られるお菓子は、こどもごころのあるもの、素朴なもの、身近なもの等、心に直接訴えかけてくるものばかりです。

  • 従来の日本の伝統である「和菓子」はもちろん芸術であるが、この二人が和菓子に施した仕事はまさに和菓子界の現代アート。

    かわいい作品ではあるのだが、「テトリス」や「3時」「初日の出」など、その表現の仕方の発想に唸らされてしまう。

    これはいくら文章で書いても何も伝わらないだろう。

    ぜひともその目で見て頂きたい作品。

    当然和菓子なので、足をのばせる方は実際に味わってもみて下さい。

  • 京都を中心に和菓子に関する活動をしている「日菓」の創作した和菓子の本。日常にあるものをモチーフとした和菓子は遊び心があって、どれも素敵でした。なんだかほっこりする本です。

  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:596.65||キヨ
    資料番号:10220244
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  • 京都を拠点に創作和菓子を発表する日菓(にっか)の初作品集。
    作品のモチーフは、何気ない日常のひとコマ。見過ごしてしまいがちなシーンを丁寧にすくい上げ、思わずクスッと笑ってしまう愛らしい意匠に仕立てている。

  • たべものとしてはここまでアーティスディックでなくて良いと思うけれど、本として見る分にはとても癒される。

  • お菓子の写真と、そのお菓子の説明です。
    ひたすらお菓子が可愛らしいです!
    見てて飽きません。
    和菓子、といっても伝統の作り方で見た目は現代風かな?

  • 食べてみたい。
    とくに気に入ったのは、茶柱というやつ。
    透明なお茶色の寒天の真ん中に、立ってる茶柱。
    こんなもの愛でるなんて、日本人てほんとにかわいい。

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