The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861762536

感想・レビュー・書評

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  • 娘が高校の時に、読書習慣付けに配布された作品。
    転校生・歩は、父親と姉の交通事故死の原因が自分にあると思っている。それは、根拠がある過去。
    そんな歩に、サッカー部の次期キャプテン・貴史が漫才コンビを組もうと誘ってくる。
    頑なな歩は、貴史やその友人達と関わりながら、自分の居場所を探し出せるのでは。
    重松清さんとは、アプローチが違うけれど、対照的な中学生が出会い成長する青春小説。

  • 転校して間もない歩は、クラスの人気者秋本に「付き合ってくれ」と言われる。彼は2人で漫才コンビを組もうと言い、その最初の舞台を学祭のクラス劇『ロミオとジュリエット』にすることを宣言する。

    本当の、素の自分を認め、愛してくれる人(同性であっても異性であっても)がいることはなんて幸せなことだろうと思った。
    そんな仲間を持てるのは人柄が決め手だと思うが、前向きに「変わろう」という意志を持ち、実行に移そうと努力している姿も、人を惹きつける力になると感じた。

  • 父親、姉が交通事故で亡くなった原因は、自分の不登校がきっかけ。みんなと一緒の事が出来ないという事が核になっている。自分は普通だと思い込みたい状態の主人公。そんな時に、突然の告白をされる。自分とは、正反対の相手に。お前は特別、人とは違うと言われ思い悩む。繊細な気持ちの中で次第に自分の気持ちの変化に気付き始める主人公。文化祭の出し物を成功させる為に成長していく。大成功の結果、待っていたのは職員室への呼び出しだった。その後は、読み手の想像に委ねられている。続きが気になる。

  • あゆむ~

    ジレンマとかさ、苦しみとかさ
    なーんかマイナスって感じのことを
    すべて秋本くんとかまわりのみんなが
    吸収してくれてるねぇー。
    けど、君も伸びてるねぇー。

    しあわせだねぇー
    あゆむ~


    とりあえず1~3までのを。

  • いてほしい少年少女

  • 主人公のキャラクターが出色。丹念に描かれているが、それ以外の部分は物足りなくもある。

  • あっという間に読めた。2巻早く読みたい。

  • まあまあ

  • うん
    あさのあつこ

  • 面白い・・・んだけどところどころ「う~ん」と思ってしまう。
    ふたりの関係性は良いと思う。
    ただ、肝心の漫才をしている部分が面白いと感じられなくて残念。
    もしかしたら話が進むにつれて面白くなるのかも。

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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