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- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862382115
感想・レビュー・書評
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最初から最後まで感情論のみで著者が自分の意見を(論証もないまま)押しつけるだけの本。琉球が八重山とか宮古を併合した史実は記載されるが、それは正当で、日本に併合されたのは理不尽だという「琉球」=「善」があくまで前提。大体、現状の沖縄県の財政状態で、独立が可能だと本当に信じているのか?米軍基地問題で沖縄に集中している事実は大問題だと言うのは納得できるが、日本と琉球の関係性から、いきなり独立に走ってしまう極端さは暴論に近い。アイデンティティだなんだと言う前に、現実の経済をどうすれば自立できるようになるのかが先では?独立するのは結構だが、その前に失業率対策や国からの補助金依存体質をどう改善するのか?感情論で政治を語るとこんなに危険な方向になるという典型的な一冊とも言える。
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琉球の歴史がよく理解出来たが、独立手順は昔の社会党の『非武装中立』みたいです。