大丈夫やで2 ~ばあちゃん助産師(せんせい)の産後と育児のはなし~

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  • 産業編集センター
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863110823

感想・レビュー・書評

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  • あっという間に読んでしまった。
    この前編は、新鮮で感動して泣いてしまったけど、立て続けに読んだせいか書いてあることがかぶってるせいか、ちょっとマンネリ。
    この助産院では産めないけれど、なるべく自然に自分の力で生みたいなぁ。

  • 義母から貰ったpart2

  • チェック項目14箇所。まずは、「わが子をこんな風に育ててやろう」と身構えず、子どもの心を自由にしてやること、子どもの育っていく様子を面白がって、親はあとからついていくくらいで、ちょうどいいんです。子育ては、赤ちゃんのときからの積み重ねです、最初のときにしっかりかかわってやれば、そのあとがぐんとラクなんや、けれど、今までうまくかかわれなかったと思っているお母さんでも、絶望することはありません、いつからでも挽回できる、それが人間なんです。赤ちゃんを育てるのに、難しい理屈はいりません、お母さんは、自分を「無」にする覚悟で、心の底から赤ちゃんをかわいがってほしい、それだけです、赤ちゃんを育てるのに、勉強した知識はいりまsねn、心をやわらかくして、目の前の赤ちゃんが欲していることを、もっと本能的に感じて欲しいんです。「手塩にかける」、この言葉ほど、子育てにぴったりな言葉はないと思うやけど、最近聞かなくなったなあ。赤ちゃんは、ものすごいスピードで、一日一日進歩していくから、それを先取りしようとしても、土台無理なんや、子育ては、自分ひとりでしているんやない、相手があることなんや。私は、教育の根本は、赤ちゃんにお乳を飲ませることやと思います、もう、本当に満足するまでお乳を飲ませることができれば感謝の気持ちを持った子どもに育つ。子どもに「ダメ」と言っていいのは、命にかかわるときだけ、「ちょっと危ない」程度のことなら、そばで見守りながら、やらせるんです、「ものを大切に」って、お母さんたちはよく言うでしょう、だけど私にしたら、子どもの「これを触ってみたい」「なかがどうなっているか見てみたい」っていう気持ちの方が大切に思えるなぁ。三才を過ぎ、幼児期に入った子どもが好奇心のかたまりなのは、脳の発達から見ても、明らかなことなんや、その大切な時期に「ダメ」ばかり言われると、盆栽みたいに萎縮してしまうの、幼児期には、子どもの好奇心を邪魔せず、外遊びして、しっかり運動させることが大事。子どもがしきりに「痛い」というときは、必死でお母さんにSOS出しているんや、その原因は、一朝一夕のものではなく、もっと深いものがあるんやで。子どもは怒らんでいい、それよりお母さん自身が「ごめんな」って、相手の子に謝るんや、表面だけではダメ、心から謝るんやで、大好きなお母さんが、ペコペコしている姿を見たら、「自分もちょっとは気を付けんとな」って、直っていくもんや。最近の若い人らは、昔はお母さんが弱くて、お父さんが強かったと思っているでしょう、でも、それは違います、お母さんが真の意味で強かったから、お父さんが厳然と家長でいられたんです。努力の「努」は女の股の力と書きます、女の努力は産むだけでは終わらん、一生、夫と肌の触れ合う努力をして欲しい。

  • 『大丈夫やで』の続編で図書館で借りた本。

    ばあちゃん助産師のお話はいつ読んでもいいなーと思う言葉があり、勇気づけられる。

    昔と今では生活も大きく変わっているはずなのに、子育てで大事なことって変わらないんだなぁと思った。
    また、時々手に取りたい本です。

  • 2冊目は、夫婦生活にも言及。
    孫家族の赤ちゃんも自分の助産院で取り上げる。
    一族の絆を感じさせられる写真がよい。

  • 耳が痛い話もあるけど、子育て頑張ろうって思える。ついつい忙しく流れて行ってしまう、こどもとの毎日を振り返るのにもとてもいい。

  • 勇気がでた一冊。
    妊娠する前に読みたかったな。

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著者プロフィール

坂本フジヱ(Fujie Sakamoto)/著
大正13年、和歌山県に生まれる。日本最高齢93才の現役助産婦。20才で助産婦免許所を取得して、23才で和歌山県の自宅で「坂本助産所」を開業。73才で同県田辺市に移転。4,000人以上のお産にかかわり、93才の今なお現役。75才で黄綬褒章を受章。著書に『大丈夫やで~ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし~』、『大丈夫やで2~ばあちゃん助産師の産後と育児のはなし~』、『ばあちゃん助産師 こころの子育て』、『ばあちゃん助産師 10歳からの子育てよろず相談』(すべて産業編集センター刊)がある。

「2017年 『産婆(さんばば)フジヤン 〜明日を生きる力をくれる、93歳助産師一代記〜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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