おべんとうの時間 (翼の王国books)

  • 木楽舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240223

感想・レビュー・書評

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  • 有川浩さんのエッセイで紹介されていたのがきっかけで読んでみた作品。職業は、学生さんから、OL、サラリーマン、駅員さん、アイヌ歌手、日光猿軍団などバラエティに富んでいて、また外国の方のお弁当も載っていて面白かった。お弁当にまつわるエピソードから、人生や思い出、人となりも感じられ、見えない作り手の愛情も写真から伝わっている感じがして良いものだと感じる。お弁当も美味しそうで、一人一人味のあるものである。以前食べなかったものを食べるようになったり、自身の健康、経済、自立のためにお弁当を作るのは良いものだと感じる。

  • 色んな人の色んなお弁当。自作だったり作ってもらったり。仕事も色々中身も色々。続刊もあるみたいなので読みたい。

  • 人様のお弁当って、ちょっと気になりませんか?

    これは、某機内誌でお弁当と人にまつわるエピソードの連載を1冊にまとめたもの。
    地域で働く方々の「お弁当」と「思い出話」が綴られています。みなさん、取り立てて豪華でも、華やかでもない一見すると普通の中身ですが、そこには作り手の気持ちがぱんぱんに詰まってる。
    食べる側も、それはちゃんと分かっていてホンワカしてきます。でも、中には(撮影されるって知ったので、いつも以上にカラフルなお弁当です)なんてネタばらしする方も(笑)

    このシリーズは現在3冊まで発行されています。
    人に歴史あり、お弁当に愛情あり!
    これを見ると、お弁当が作りたくなってくる??

    (ぞう)

  • 良かった。おかずも彩りも詰め方もごくごく普通でたいしたことなかったりするのに→失礼 ものすごーく美味しそうに輝いてみえた。途中、つり堀のおいちゃんの話しで夜中に泣いてしまった。
    お弁当の思い出は多かれ少なかれ誰にでもある気がする。自分のお弁当エピソードもたいしたことがないけどいまだにカラーで頭の中に思い出として残ってる。文章も本人の声や話し方なんかもリアルに想像出来ました。毎日作ってる幼稚園のお弁当プラス、たまには旦那のも作ってあげようかな。何度も作ったことあるのに数える程しか作ってもらってないって言うもんだからね。

    再読2015/11/17 また泣く

  • それぞれの人生、それぞれのお弁当。まさに十人十色。張り切ってる弁当も、飾らない弁当も。

  • お弁当に皆さんの愛を感じる。

  • 社会人になってみると、
    他人の弁当を見る機会というのは、
    ありそうで意外とないことに気付く。
    食べに行くか買ってくるかの人が大半な気がする。

    三人分の弁当を作ってくれていた母に感謝。

  • 写真を見てひとめぼれで購入しました。
    どうやったらあの表情を一瞬にして撮影出来るのだろう。あたたかい写真です。
    写真だけではなく、お弁当の取り上げかたがまた何ともユニークでした。
    文は奥さまでまたあたたかいのです。読んでいて和みます。
    ご夫婦での撮影、取材。そこに行き着くまでの苦労もありました。

    お弁当から見えてくるその人達の暮らしや人生、深い一冊です。

    阿部さんは時々、サラメシにお弁当のコーナーにご出演されています。

  • NHKの番組「サラメシ」に通じるところがある内容である。写真はもちろん、半ページに書かれた、お弁当の持ち主の語りがいい。たったこれだけのスペースにその人の人生、生活、人間関係までが伺える。いつまでも続いて欲しいシリーズだ。

  • フツーに働いている人の、いつものお弁当の写真。有名な料理人がレシピ本や雑誌掲載用に作ったものではない、ありのままのお弁当の姿が素晴らしい!お弁当で感動するなんて思わなかった。

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著者プロフィール

阿部 了(あべ・さとる)
1963年東京都生まれ。気象観測船「啓風丸」に機関員として4年乗船後、シベリア鉄道で欧州の旅に出て写真に目覚める。東京工芸大学で写真を学び、立木義浩氏の助手を経て1995年よりフリーランス。2010年の写真展「ニッポンチャチャチャ」では、全国のキャノンギャラリーにてお弁当とポートレートをモノクロ写真で展示。著書に「おべんとうの時間」1~4巻、「おべんとうの人」(ともに木楽舎)など。「おべんとうの時間」シリーズは、フランス、韓国、中国、台湾で翻訳語版が刊行。2011年からN H K「サラメシ」にてお弁当ハンターとしても出演中。2018年7月21日~10月8日・東京都美術館「BENTO おべんとう展― 食べる・集う・つながるデザイン」展に参加。

「2018年 『ひるけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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