- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863240858
作品紹介・あらすじ
他人さまの弁当のぞいてシリーズ10万部。ANA機内誌『翼の王国』人気ナンバーワンエッセイ第三弾!
感想・レビュー・書評
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ぼくは知らなかったが、かなり前から評判になっていたらしい。手に取ってパラパラと読み始めて、すっかりハマってしまった。インタビューをそのまま記事にしたように見えるが、かなり考えて構成されていて、「おべんとう」と話が絶妙につながっている。おかずやご飯のことに絡めて、食べる人の人柄がジワジワいい味になって浮かんでくる。
「翼の王国」って何だと思ったが、全日空の機内誌と聞いて納得。ブログに写真とかも載せてみたので覗いてみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202008010000/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
阿部さんの写真、奥さんの文章が大好きです。
夫婦で、時にはお子さんも協力して素晴らしい人柄の日々お弁当を
食べる方を見つける手腕、更にその人の素顔やエピソードを引き出す手腕、
誰かが真似をしたとしても、この写真と文章はかけない
阿部夫妻独自のものだなって思う。
取材された一人一人の方も実直だけど、阿部夫妻も実直なんだろうなって思う。
今回はニュースで以前見たことのある群馬県で移動販売をされている
ご年配夫婦のお弁当ものっていて感動した。
テレビの取材の時もすごいご夫妻だなって思ったけど、
やっぱり文章になっていても素晴らしいご夫妻だった。
沖縄の老夫婦の結婚のエピソードとか人に歴史あり、
普段脚光を浴びない人々の中にこそドラマがあるんだなって
ひとりひとりのエピソードを読み進める度に背筋が伸びる思いだった。
今の世の中、ずるをして得をしないと損みたいな
真面目に生きると馬鹿をみるような風潮があるけれど
真面目に生きることはたとえ損をしても人生という重さを考えると
重厚でかけがえのない素晴らしい生き方だなって思った。
一人一人の顔の表情に生きてきた証があらわれていた。
大事に大事に読んで、また何度も読み返そう。 -
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サラメシ(NHK)でおなじみのフォトグラファー阿部了さんと奥さまの直美さんが、お弁当ハンターとしてお2人で全国津々浦々で取材されたフォトエッセイ。
撮影だからといって、飾らないで普段のままのお弁当の方って、好感が持てます。
でも、ちょっと頑張っちゃう方も、その気持ちがかわいい。
お弁当からそれぞれ、愛がにじみでてる。
わたしもいつも、おべんと頬張りながら、読ませてもらってますよ。
ANAの機内誌『翼の王国』の連載で、ご存知の方も多いかもですね。
あまりに好きで3作目もリピートでした。 -
2015年刊。夫婦でアポ取り、撮影、インタビューと執筆を分担。女のお子さん連れで、巻を重ねる毎に娘さんが大きくなっていくのも何気に微笑ましい。
自分もほぼ毎日、自分で作るオニギリを持って出掛けるが、質素な弁当見ると何となくホッとするなぁ。 -
いろんな職業のいろんな方のおべんとう、どれもちがってどれも美味しそうでした。
素晴らしい本です‼️ありがとうございます。 -
北海道から沖縄までとりどりの自然がいっぱいのシリーズ第3弾。パッションフルーツがいい感じ。相変わらず人の暮らしを丁寧に切り取って貼ってある。一人一人に命があり、日々の暮らしがあり、1秒と休まず生きる営みを続けているんだと実感できる。言葉にすると当たり前のことだが、普段は自分一人の暮らしにも汲々としていて忘れがちで、しっかり考えようと襟を正したくなる不思議な本。
お弁当を見たくて開いた本だが、今は人の暮らしに触れたくて手に取っている。 -
全国を巡り、出会った39人の手作りなお弁当の写真&インタビュー。
ANA機内誌「翼の王国」の連載を書籍化。3冊目。
本人の全身とお弁当の写真。
氏名、所属、職名や立場等と地域名、お弁当の時間写真。
インタビューで各4ページでの構成。コラム有り。
うん、3冊目も良かった(^^♪
普通の人々の普通の、お弁当。
中には撮影用にちょっと豪華、好きな物メインってのもあります。
でも、込められるのは個性あふれる人生と、お弁当への想い。
コラムの母島の人々の話、パラソルの下で仲良くランチな夫婦写真、
あとがき前の取材した人々の写真が、特に良かったです。
あ、著者夫妻の娘さんの成長記も含まれていますね~。 -
私は、ガッツリ読みたいタイプなので、エッセイ集など、一日に少しずつ読む本を読んでしまうと、同じパターンの繰り返しに飽きてしまう。
しかし、この本は何でだろうか、飽きない。もう三冊目だけど、どの巻もまとめて読んでも飽きない。
本当に飛行機にのって、雲の上で読めばまた染み染みなんでしょうね。翼の王国には、ピッタリです❗️ -
食べてるものが人を作る。
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お弁当、久しく食べていないけど食べたくなった。
母に作ってもらってもいいし、自分で作ってみてもいいな。
お弁当を作っていた頃がなつかしい、
そして作っている人たちは皆すごい。
そんなことをおもった。