おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

  • 木楽舎
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240858

感想・レビュー・書評

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  •  ぼくは知らなかったが、かなり前から評判になっていたらしい。手に取ってパラパラと読み始めて、すっかりハマってしまった。インタビューをそのまま記事にしたように見えるが、かなり考えて構成されていて、「おべんとう」と話が絶妙につながっている。おかずやご飯のことに絡めて、食べる人の人柄がジワジワいい味になって浮かんでくる。
    「翼の王国」って何だと思ったが、全日空の機内誌と聞いて納得。ブログに写真とかも載せてみたので覗いてみてください。
     https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202008010000/

  • 2015年刊。夫婦でアポ取り、撮影、インタビューと執筆を分担。女のお子さん連れで、巻を重ねる毎に娘さんが大きくなっていくのも何気に微笑ましい。
    自分もほぼ毎日、自分で作るオニギリを持って出掛けるが、質素な弁当見ると何となくホッとするなぁ。

  • お弁当、久しく食べていないけど食べたくなった。

    母に作ってもらってもいいし、自分で作ってみてもいいな。

    お弁当を作っていた頃がなつかしい、
    そして作っている人たちは皆すごい。

    そんなことをおもった。

  • お弁当の写真ばかり。だけど、その人との対談を見るとどのお弁当もとても大切なものだというのが伝わってきて、感動します。

    お弁当文化は大切にしたいな。自分のためにも。

  • やっぱりお弁当はご飯かおにぎりだよねー。
    夏は梅干し必須!

  • じんわり目頭が熱くなってきます。いい文章と、いい写真なのです。

  • 大好きな『おべんとうの時間/阿部了』。いつのまにか3が出ていた!

    レシピ本ではなく、いろんな人のお弁当写真とその物語。

    レシピ本をみるよりも、これを見た(読んだ)ほうがお弁当を作りたくなるから不思議。

  • 596.04

  • 事務員のおべんとうだと自分の事務机の上だったり、休憩室で食べるのだろうなと想像できるのですが、林業・農業・漁業となると、お昼休みは山の中・畑のパラソルの下・海の上でした。本当に、いろいろな土地にはいろいろな仕事についている人がいるなあと感心してしまいます。地元出身者ではなく、土地が気に入った転入者の紹介も多かったです。おべんとうではないのですが、小笠原母島の島寿司の写真が美味しそうでした。

  • 個人的には1・2よりも味わい深く感じ、とてもよかった。特に年配の方の語り口、口調の優しさ温かさに勝手にホロリとしてしまった...(年か?)

著者プロフィール

阿部 了(あべ・さとる)
1963年東京都生まれ。気象観測船「啓風丸」に機関員として4年乗船後、シベリア鉄道で欧州の旅に出て写真に目覚める。東京工芸大学で写真を学び、立木義浩氏の助手を経て1995年よりフリーランス。2010年の写真展「ニッポンチャチャチャ」では、全国のキャノンギャラリーにてお弁当とポートレートをモノクロ写真で展示。著書に「おべんとうの時間」1~4巻、「おべんとうの人」(ともに木楽舎)など。「おべんとうの時間」シリーズは、フランス、韓国、中国、台湾で翻訳語版が刊行。2011年からN H K「サラメシ」にてお弁当ハンターとしても出演中。2018年7月21日~10月8日・東京都美術館「BENTO おべんとう展― 食べる・集う・つながるデザイン」展に参加。

「2018年 『ひるけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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