寺内正毅と近代陸軍

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863291850

作品紹介・あらすじ

戊辰戦争からシベリア出兵まで。
寺内正毅(1852-1919)無能説を覆す本格評伝。

寺内正毅(1852~1919)は、フランス武官時代の経験を陸軍の近代化に生かし、日韓併合後は初代朝鮮総督として反日暴動を軍事力で鎮圧しながら朝鮮の政治を安定させ様々な近代化民主化を断行した。その業績はきわめて大きい。その後、首相時代にロシア革命が勃発し、主戦派の圧力によってシベリア出兵を実行する。その撤退時期を逸したことや同時期におこった米騒動の責任を追及され、前半生の実績が消し去られてしまうのである。本書は戦後つくられた寺内正毅無能説を、封印されてきた膨大な資料をもとに覆す本格評伝。

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  • 東2法経図・6F開架:289.1A/Te65h//K

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著者プロフィール

1962年、山口県宇部市生まれ。著書に『戦争歌が映す近代』(葦書房)、『ハワイに渡った海賊たち』『井上馨〈開明的ナショナリズム〉』『靖国誕生〈幕末動乱から生まれた招魂社〉』『鮎川義介〈日産コンツェルンを作った男〉』『関門の近代〈二つの港から見た100年〉』『寺内正毅と近代陸軍』(以上、弦書房)などがある。

「2021年 『村野藤吾と俵田明 革新の建築家と実業家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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