- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863380448
感想・レビュー・書評
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子育てにお悩みの方に心からおススメしたい一冊です。
不登校に焦点を絞って書かれていますが、内容は子育てそのものです。
娘が不登校となった5年前に読み、救っていただきました。
小さい頃から行き渋りがあり、どうしたらよいのか困っていた私にとって、"心のコップの水不足“という表現は、これだと心から納得しました。
今では、子どもがあの時不登校になったおかげで、自分の子育てを見つめ直せたことに心から感謝しています。
幸せな親子に成長して来ました。
子どもの良さを日々感じながら子育てできる時間を、私にもたらしてくれた運命の一冊です。
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この1週間ほど実践して、成果はまだよく分からないが、楽しいし、子どもとの時間も幸せ度が上がった気がする。
Amazonレビューはトレーニングを受けて、子どもが再登校して、素晴らしい!オススメです!というものが多い。でも250ものレビューはとても読み切れない。
ブログには、「自己流でされている方は、ほとんどコンプリメントを間違って使っていますので、参考程度にお考え下さい。」と書かれていた。
それならば、とトレーニングを受講する事を検討する子育てに不安を持つ親は多いと思う。有料でトレーニングを受けられるとHPにあったので、2000円を振込、資料を請求してみた。
振込をして2日後、トレーニング資料として送られてきたのは、A4の封筒に入った80枚程度のA4のコピー資料。はじめに6ページ程度のトレーニング開始案内。途中2ページ、トレーニングの解説。他は全てトレーニングを終了した受講者から先生宛の感謝の言葉。
私は2000円で、トレーニングが受けられるのかと勘違いしていたけれど、そんな訳はなく、トレーニング費用は60日でそれなりに高額。
受講者は1日1枚のノートを書き1週間分を送り添削してもらう。
メールによる相談は何度でもOK。1時間以内に返信が頂ける。
ブログ、コメント、メルマガ(有料)で再登校の手立ての情報提供、
受講生、受講修了生のみが書き込めるブログ内のコメント欄を利用する事が出来て、励まし合い、アドバイスを受ける事が出来る。
親の困り具合によって意見が分かれそうだけれど、毎日受ける事も出来る丁寧なカウンセリング料と思えば日割りにしてみたら格安なのかも、、。
迷い困惑し、子にどう対応すればいいのか分らない親にとって、1時間以内にメールの返信がもらえるのはきっと心強い事だろう。
それだけのケアが受けられるのであれば、高くない、と思う人がいて、これだけの感謝の言葉があるのだろう。
迷っている方は資料請求して、トレーニングを終了した方の感謝の言葉からヒントを得るのも良いかと思います。トレーニングを受けるかどうかは困り具合、懐具合によって決めれば良いのではないでしょうか?
でも、「空き」がなければ受講出来ないそうです。
この本も、自費出版、個人で経営?なさってるなかで、全国からの受講生からのノートの添削、メールの返信、と思うと大変なご苦労だと思います。
トレーニングの受講料を知った時点で、全てが胡散臭く感じてしまって、コンプリメントも効果がないのでは、と思ってしまった私なのですが、日々ブログにコメントしている受講者達の真剣度、子どもたちの様子、など読んでいるとやっぱり効果があるんだなと思いました。親の子に対する接し方で、子が変わるのは当然なのかもしれません。とても具体的で実行しやすいと思います。
不登校の親に対してこのような具体的なカウンセリングをしてくれる所が他にあまりないという事なのでしょうか?
もし、自分が受けているカウンセリングがあるのなら、自分で書き込んだ家庭の親子の会話ノートを持って行き、カウンセラーの方に添削してもらうというのも効果あるかもしれないと思いました。
私はこの本と一緒に
「ころばぬ先の家庭教育―きょうからできる家庭力アップ 小学生編」
水野 達朗 著
を購入しました。こちらの本もとても具体的で分りやすかったです。
家庭ノートの付け方が詳しく書いてあるので、やってみていますが、セルフチェックでも気付く事が色々あります。こんなふうに言っちゃったけど、ここはこういった方が良かったかなとか。
受講料をとても払えない我家は、トレーニングを受ける事は出来ません。間違いながらも自己流でするしかありません。
間違えば子どもが教えてくれるでしょうか?
我家の長男は2ヶ月ほど前不登校になりかけ、行ったり行かなかったり2週間はすっかり休みました。
今は毎日学校に行っています。私は学校に行く事が絶対だとは思っていません。でも今の我が子にとっては最善であると思います。将来や社会のためでなく、今の子どものこの瞬間をより良く生きる為の選択として。そう思えてやっと、学校に行きなさい、と確信を持って言えました。休んでいる間それが私は言えなかった。親の本心を見抜いているのかなと思います。ああ、ママはここはもう絶対引かないんだと、思ったら泣いたり怒ったりの抵抗をスッとやめる。そうして渋々仕方なく自分で支度して学校へ行きました。嫌な事もたくさんあるけれど、そのストレスや失敗も糧として成長できるといいねと応援しています。
これらの本でも述べられている、過保護、過干渉、厳しく出来ない、先々心配して子どもをストレスから遠ざけ守り、失敗の経験から子が学ぶ機会を奪ってきた、私のような親にとって、子どもが、不登校になりかける、、という出来事は、私の子育ての警笛であったように思います。
子どもからの訴えであったのかな。
不登校には色々なケースがあると思います。我が家の場合の話です。 -
体が成長するには栄養が必要。心が成長するにも栄養が必要。愛情と承認欲求が、心の栄養。
その場で見聞きしたことに、お母さんのうれしさを付け加えると、子どもの心のコップに自信の水がすうっと入ってくる。「世界一幸せなお母さん:としての気持ちで、嬉しいという。
友達が来てくれたね。あなたは友達を惹きつける魅力があるんだね。
あなたのおはようの声を聞くとあんたが元気だとわかるからとても嬉しいよ。
子育ては芸術作品。よい作品を作り上げられるかは、お母さんの心次第。 -
コンプリメントはやって損はないと思う。うちの子も自己肯定感が低いのでほめることは重要だろう。ただ電子機器をとりあげることは個人的には賛同できない。私自身が鬱病になった時にネットに救われ、夫ともネットを通じて知り合い交流することで鬱病から立ち直った経験があるので逃げ道を断つような真似はできないのだ。登校刺激も根本的な問題(我が家の場合は支援級でありながら発達障害児への対応が千差万別であることへの無理解)が解決していないのに子ども側の努力だけで学校に行かせようとすることにならないかが気になった。問題をクリアしたうえでなおかつ子どもが本当は学校へ行きたいという気持ちを持っているなら背中を押してもいいだろうけれど。
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①この本を選んだ目的
子どもの同級生が不登校になったため、なにか役に立つことがないかと考え購入した。
②あらすじ
長年不登校の問題に関わってきた筆者の経験からの不登校を解決するための方法論。
③感想
親は大変だなと、まず感じた。
子どもの心のコップに、自信の水を溜めていかなければならない。親の心のコップは空っぽになりそうだ。
タイトルに1日3分とあるが、3分では無理な内容でした。まぁ、30分はかかるかなぁと…
ただ、自信の水を溜めることが何より大事であることは理解できた。
④今後、活かしていきたいこと
直接的に何かできることがないか、考えたい。
自信の水を溜めるために力になれることがあれば、協力していきたい。 -
完璧に取り組めた訳ではないけれど、
何度も何度もくり返し読み、本当に助けられた本。
思春期真っ只中で、急激に二次障害を発症し、不登校になり、
少しずつ自己破壊的な行動が増していく我が子に
どう対応したら良いのか...。
鬱や発達障がい、思春期系の本には「医療機関にかかりつける」とありますが
数か月先の予約しか取れないという現実。
身長も体格も、二回り以上大きな我が子が、怒りに震える様子は、
情けないですが正直、恐ろしくて、たまらない心境だった、当時の自分。
その奥にある、素の本人へ「コンプリメント」の言葉は
一滴、一滴の水(心の栄養)となり蓄えられていく...。
「親としての心構え」と、「具体的な方法・技術」の両方が書かれています。
サポートするって、こういうことだったのか!と目からウロコの体験。
とにかく今日一日、家庭内で一緒に暮らしていく覚悟が得られる内容です。
しかも、前向きに。
気が付けば、それなりに笑顔が戻り、コミュニケーションも復活。
親が過剰な期待さえ手放せば、本当に穏やかな日々です。
心より、感謝しています。 -
ざっくり本書の内容をまとめると、
「子どもに愛情を込めたポジティブな言葉がけをしていくと、子どもの心にエネルギーがたまっていき、不登校を解決できる。」
というもの。
たくさん学びがあったのだけれど、あえて数点気になったことを挙げてみる。
・どんな研究結果をもとにしている方法なのか?
・コンプリメントによる成果ではないのではないか?(コンプリメントを通した親の関わり方全般の変化による成果なのではないか?)
不登校はデータ・研究結果が取りにくい分野であることは間違いない。だからこそ、1%でも再登校に向かう有効かつ信頼できる情報が欲しい。
本書はそのきっかけになり得るが、私にとっては物足りない内容だった。 -
精神科に関わる者ですが、精神疾患とか薬のちからを軽んじているような気もしました。
お子さんでもうつや躁鬱、統合失調症他、重大な精神疾患にかかって時にはどうしていいかわからず自暴自棄になり、暴力沙汰になる方もいます。それを不登校の底だなんてあまりにも酷いです。
電子機器も他人とのコミュニケーションにおいて今や大切だと思います。逃げ道を作ってあげれますし、学校では話せないけど、ラインでなら話せたりもできるかもしれません。そういう使い方もアリだと思うのです。
言葉かけはもちろん大事です。シャイな私達は親からいっぱいいっぱい言葉にして愛情をもらわなければなりませんしね。それが日本人には不足してますよね。それに関しては、共感です。 -
不登校では無いけれど学校に行くとよく体調を崩す息子の為に解決策を見つける為読んでみました。
結局は親なんですよね。特に母親。
1日3回以上のコンプリメント!
実施してみます。
これで自己肯定感も高まってくれたら嬉しい!!
あとは、不登校の子は高い確率で電子依存しているとのこと。テレビ、携帯、ゲーム等ですね。
息子もそうなのでこれも改善しなければと思いました。
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1日3回のコンプリメント、簡単そうだがやってみると超難易度が高い。
これをやれる親ならば子供は大丈夫だと思わせてくれる。
一回は読んでみることをお勧めする。