- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863850477
感想・レビュー・書評
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こんなに日本語が素敵だったとは。
自分に置き換えつつ読んでしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉の持つみずみずしい感性に目が覚めるようです。そして鮮やかに光景が目に浮かびます。音が聴こえ、心が震えます。
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短歌です。佐賀の夭折した歌人です。
『あんぱんがたべたい人とあんぱんのあいだに物凄い滝がある』
【長崎大学】ペンネーム:ぎゅ -
読んでいると水に包まれているようで、どの歌もすっと入ってきて満遍なく好きなので、まったく選歌ができず困った。ひとさらいよりこちらが好きです。ことばの差し出し方がよりやさしいとおもう。
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水、鳥、海、夢といったイメージが広がる。口語短歌。よくわからない歌も多い。わからなくてもいいのかな。いくつか好きな歌に出会えたらそれでいいのかな。ひらかなの歌にひかれる。
「ひぐらしのあらしのなかをゆっくりとわたしはひらがなのあしどりで」「みずとゆきどけみずであうきさらぎの、きさらぎうさぎとぶ交差点」「たましいのやどらなかったことばにもきちんとおとむらいをだしてやる」 -
はっとさせられる言葉がいくつも。