ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 舞台脚本 愛蔵版

  • 静山社
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本棚登録 : 983
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863893993

感想・レビュー・書評

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  • 前置き
    台本形式なので、読みにくそうだなと、敬遠し続けていた。大体のあらすじはWebで見て知っていたが、どうにもその気にならなかった。

    しかし、娘が家にある全巻を読破した勢いで、この本を図書館から借りてきた。

    一週間で返す、とタイムリミットを区切られたのがよかったのか、今度は読めた。

    読んでみたら普通に読めた。楽しかった。
    ただ、主要どころ以外の登場人物の名前はほとんどわすれていたので、ネットで調べながら読む始末。

    感想
    ハリーが40歳を超えた世界で、その息子のアルバスが、ドラコの息子のスコーピウスが、過去へ戻れる時計をめぐり、タイムパラドックスと昔の世界での出来事の中でさまざまなことを経験する。
    自分の劣等感に苦しみながら、人との心の誤解に気づけずぶつかり合いながら、人として成長していく様も見所と思う。
    懐かしくも新鮮に、魔法の世界観に入れる本だった。
    やはりハリー好きなら読むべき本だ。食わず嫌いは良くない。

    これは完全な創作なのか、はたまた本編のハリーポッター同様作者が見た別世界のことなのか、そんなことを感じながら、読み耽ってしまった、、、

  • 8番目の物語。
    あの世界にまた浸れるなんて感激。
    「ああぁ...」と感動する人たちの登場ばかりで、もうそれだけで脚本という形でもこの世界に触れられて幸せでした。

  • 日本でも舞台化するので、これをきっかけに読んだ。

    有名な親を持つ子供の悩み、親を知らない親の悩み、大切な友情などなどテーマはたくさんあった。

    不器用なドラコとスコーピウスの親子愛が愛らしすぎる。

  • 脚本を読むのはあんまり好きじゃなかったけど、読んだら止まらなかった。
    ぜひ舞台も見たかったな。

    脚本は原作者とは別なので、私の中ではあくまでスピンオフと言った位置づけにした。
    息子世代の友情は心に来たし、アルバスがスリザリンになったことや父親との上手くいかない関係についての心情描写はとてもよかったのだけど
    ハリーが大人にしては幼稚な印象で、うーん…という気持ち
    舞台で大袈裟にする必要もあったのかもしれないけど

    もちろん
    スネイプとアルバス、ハリーロンハーマイオニーとドラコの関係性には感動した
    原作を全て読み返して、その直後にこれを読んだので、求めていたものが与えられてファンサービス最高かと
    やっぱ舞台みて、一緒に見た人とうわー!!と盛り上がるべきストーリーだと思う

  • こちらは愛蔵版。ちょっと違うところがあるかな?それとも私の気のせい?くらいの差だと思う。
    もちろんおもしろい。
    買うなら愛蔵版かな?

    図書室

  • 最初はこの本の書き方に慣れなかったけれど、数ページ読めば慣れました笑

    時が来るまでは自分がただのハリーだと思っていた生き残った子のハリーポッター。
    生まれた時から英雄ハリーポッターの息子として育ったアルバス。
    そして2人の間の微妙な空気。どちらも言葉足りず、勘違いしているよう。ハリーは「父親」というものを知らないからどう接したらいいかわからないみたいだったけど、アルバスが自分に似ていたけど、育った環境が違うからどう接したらいいかわからなかったのかな。
    同じ人間などいないし、似ていても環境が違うからその人にはなれない。
    英雄ハリーポッターでも、やっぱり人間。悩むし、間違えるし、それでも彼が英雄と呼ばれるようになったのはそこから学び、成長してきたからだと思う。

    私が好きなスネイプ先生も出てきたのも嬉しかった。また違う彼を見ることが出来て幸せです。アルバスに、彼の名前になれたこと嬉しく思うと、生きて、本当の世界で言って欲しかったな。

    でもやっぱり舞台脚本版ではなく、きちんとした小説として読みたかった。

    2019/01/09

  • 死の秘宝がすごくまとまって終わった印象があったので、その続編となると不安に感じる要素も多かったのですが、シリーズ恒例の登場人物や世界館のその後を楽しめたので面白かったです。

    シリーズに共通している人間の二面性、誰しもが持つ人間臭さといったテーマを今作でも感じることができ、今まで以上に好印象なキャラクターも多く楽しめました。

  • タイムトラベルで、もしかしたら、ハリーポッターの世界はこうなっていたかも?という場面をみることができ、楽しかった。

    お馴染みの3人組がどんな大人になったかも、楽しく読めた要因かなと思いました。

    アルバスとスコーピウスの関係も良いですね!親同士は仲悪いが子同士は仲良くなるという!

  • 大人になったハリーたちと、生きている青年時代のセドリックにまた会えたことに感動
    ちょっと解釈違いか?と言う感じもあったけど、やっぱりおもしろかった〜
    ハリーの自意識過剰は思春期特有のものと思ってたけど、40代になってもあんな感じなんだね

  • シナリオ本は初めてですが母に借りて読了

    大人向けって言ったらなにか違うのだけれどハリー達が大人になり子供の頃に読んだ私も大人になり今までのシリーズの中で一番寄り添えた。

    最初は読みにくかったけどシーン毎に登場人物は決められて居るので慣れてからはセリフのみを読む感じで壮大な愛の話に引き込まれました。

著者プロフィール

「ハリー・ポッター」シリーズで数々の文学賞を受賞し、多くの記録を打ち立てた作家。世界中の読者を夢中にさせ、80以上の原稿に翻訳されて5億部を売り上げるベストセラーとなったこの物語は、8 本の映画も大ヒット作となった。また、副読本として『クィディッチ今昔』『幻の動物とその生息地』(ともにコミックリリーフに寄付)、『吟遊詩人ビードルの物語』(ルーモスに寄付)の3作品をチャリティのための本として執筆しており、『幻の動物とその生息地』から派生した映画の脚本も手掛けている。この映画はその後5部作シリーズとなる。さらに、舞台『ハリー・ポッターと呪の子第一部・第二部』の共同制作に携わり、2016 年の夏にロンドンのウエストエンドを皮切りに公演がスタート。児童文学への貢献によりOBE( 大英帝国勲章)を受けたほか、コンパニオン・オブ・オーダーズ勲章、フランスのレジオンドヌール勲章など、多くの名誉章を授与され、国際アンデルセン賞をはじめ数多くの賞を受賞している。

「2019年 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット<イラスト版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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