天正壬午の乱 増補改訂版

著者 :
  • 戎光祥出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864031707

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  • 甲斐武田氏滅亡後、その旧領を舞台に行われた上杉・北条・徳川による争奪戦の全貌が描かれている。有力国衆や様々な在地勢力の動向を追うことで、乱の実態や歴史的な意味についてより深い知見が得られたと思う。

  • 戦国時代の中でも濃厚な天正10年。特に武田滅亡、信長の死の後の甲信地方の徳川・北条・上杉の三つ巴の戦い。西国大名しか興味の何方にも是非読んでいただきたいですね。戦国大名と小大名、国衆たちのやり取りが興味深いです。その後の徳川、北条に大きく影響を与えています。上杉も信長が光秀に討たれなければ、滅亡の危機だったとは知りませんでした。

著者プロフィール

平山優(ひらやまゆう)
一九六四年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹、山梨県立中央高等学校教諭を経て、健康科学大学特任教授。二〇一六年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」、二〇二三年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担当。著書に、『武田氏滅亡』『戦国大名と国衆』『徳川家康と武田信玄』(いずれも角川選書)、『戦国の忍び』(角川新書)、『天正壬午の乱 増補改訂版』(戎光祥出版)、『武田三代』(PHP新書)、『新説 家康と三方原合戦』(NHK出版新書)などがある。

「2023年 『徳川家康と武田勝頼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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