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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864101110
作品紹介・あらすじ
正義の徒か偽善者か?半島と列島のタブーを日韓関係論の第一人者が解剖する。
感想・レビュー・書評
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カンサンジュンと読むのを初めて知った。
こいつも好きではないが、批判するのに一々カン様という呼称でこき下ろす文章も読んでて不快で、途中断念した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「実際には存在しない運命を想像するのが在日論」と定義しています。日本における在日論を、遠野と「遠野物語」の関係のように、認識が世界を後付けで作っていった、という展開を批判しています。
この認識の是非で、本書の印象はまるで変わるでしょう。姜尚中氏が在日の犠牲者性を代弁し、それがすべてであるかのように語ることがどうしても許せないと。
どんなに代弁的発信であっても、それがすべてか、真実かは、受け取るかは受け手の問題だと思うので、その点でスタート地点に違和感があります。
イジけるのをやめて、帰化した俺(著者)が偉い、という言説になってしまえば逆の批判も来るわけですが、そこに行かずに批判に徹しているのは、ずるいのか、凄いのか。
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